おはようございます。
三連休最後の日ですが、今日もトレーニングや練習に励んでいる野球選手がほとんどだと思います。
頑張ってフィジカル作りに励んでください![]()
さて、野球のパフォーマンス向上に不可欠な「野球筋」を理解して筋トレをすれば、効果が大になるということをシリーズでお伝えしています。
今回も摩季れい子学長の著書『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』第6章のコラムから引用してご紹介いたします。
では、第20回目の今回は、腸腰筋に続き、ハムストリング筋の説明をいたします。
★ ハムストリング筋
ダッシュ力・ピッチングの軸脚
【ハムストリング筋の図・右大腿部後面の図示】
「骨盤の坐骨から脛骨の内側に付着する半健様筋、半膜様筋と、坐骨から腓骨に付着する大腿二頭筋を合わせてハムストリング筋と呼びます。
ハムストリング筋は太モモ後面にあり、大腿四頭筋とは拮抗(逆の働きをする)的に働き、脚を安定させます。
特にこの筋肉は大腿骨に対し、下腿を回旋させ、ヒザ伸展やヒザ屈曲運動を円滑にします。
太モモの両側にある筋群がカカトの着地とつま先のケリ動作をスムーズにし、この筋力があってこそ、ダッシュ力や着地安定力も得られます。
ピッチングでは大きく一歩前に踏み込んだ時に、ハムストリング筋がエキセントリック収縮(伸びながら力を出す)によって、太モモ後面から骨盤を支え、ヒザ関節を安定させます。
また、この筋肉が股関節とヒザ関節を介して脛骨と腓骨に付着することで、ヒザ関節内にある前十字靱帯の役割(大腿骨に対して脛骨が前方へ倒れるストレスを制御する)をサポートし、ヒザ関節の屈曲動作を安定させます。
このヒザ関節の安定は、ヒザの側方へのずれを防ぎ、アクセレレーションからリリース、そしてフォローでの体の回転に対し、しっかり体重を支えます。支える力が大きければ、ゆるぎない回転パワーを生み出し、球速を高める効果も見込めます。」
次回は、足の振り上げと膝伸展に関わり、軸足を支える大腿四頭筋についてご紹介いたします。
摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)




