関西メディカルスポーツ学院 -14ページ目

関西メディカルスポーツ学院

整形外科医師・理学療法士・柔道整復師も学ぶ摩季れい子学長のオリジナル技法

今年も後1日で終わりですね。


今日は家の大掃除や新年を迎える準備をされている方も多いのでははてなマーク


でも、野球選手は今日も練習や自主トレをされていると思います。頑張ってくださいビックリマーク


さて、前回から「間違った筋トレが筋バランスを崩し、スキル低下や故障を招く具体例」について、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介しております。


今日は昨日の続きです。


「筋肉がバランスを崩す例をもう1つ挙げましょう。


仰向けに寝て行うベンチプレス。大胸筋を鍛えるためにバーベルを一生懸命持ち上げるこのトレーニングは、胸郭部の大胸筋と上肢を総合的に鍛えるために活用されています。


イラストは「ウィキペディア」より引用


この体勢でのトレーニングの1つの特徴は、リフティング方向へは大胸筋がコンセントリック収縮する力(縮みながら力を出す)は発揮しやすく、ヒジを伸ばすことでヒジ関節も安定するということです。


しかし、ヒジを伸ばす方向が優位となり、大胸筋の短縮性収縮力を発揮しやすい反面、持ち上げたウエイトを降ろす時、大胸筋はエキセントリック収縮(伸びながら力を出す)となり、力が発揮しにくくなります。


イラストは「ウィペディア」より引用


同時に、ヒジ関節が屈曲するため関節にかかる負担が大きくなり、ウエイトと重力をコントロールする能力が弱まります。


したがって、このトレーニングでは大胸筋の筋腹が発達する一方、ともすれば拮抗面にある僧帽筋中部線維や菱形筋などの短縮方向への力に比べ、大胸筋の力が過大となる結果をもたらしやすいのです。


大胸筋が僧帽筋より発達する筋アンバランスによって、大胸筋の付着部である上腕骨を前方へ導き、円背姿勢を招きやすくしたりもします。


ピッチャーにとって、円背姿勢はパワーのロスと肩の故障を招く要因です。


何度も述べましたが、ピッチング時の一連の腕の動きは、肩甲骨が上腕骨とともに動く肩甲・上腕リズムによって対応しています。


しかし、円背姿勢だと、肩甲骨が内転方向(背骨に近い方向)に可動できず、コッキング時でつくるゼロポジション近位置の確保に必要な肩のメカニズム(肩外転動作で肩甲骨外転位のまま肩甲骨関節窩に上腕骨頭をセットする)が成り立ちません。


当然、肩関節は不安定となり、その状態でボールを投げ続けると、肩関節内の関節唇や関節包・腱板などに損傷を招く大きな要因となり、腱板炎やルーズショルダーを発生させやすくなります。


アクセレレーションで体と腕の一体化がなされず、力強く腕を振れず、球速とコントロール力が伸び悩む結果となることは言うまでもありません。」


つづく



関西メディカルスポーツ学院の摩季れい子学長のアメブロに「シンスプリットで足に痛みが出た高校球児へのケア」が公開されました。こちらもぜひお読みくださいね!!

http://ameblo.jp/makicreation/entry-11738567444.html



着るだけでコアバランスを整え、

スポーツスキルがUPする!!
















摩季れい子とヨネックスが共同開発した

マッスルパワーSTB アスリトモデル&プロモデル

は、こちらダウンダウンダウンのサイトからも通販でご購入できます。

https://sv16.wadax.ne.jp/~kanmedi-net/pro/default.php

 


いつもブログをお読みいただき、

ありがとうございます。


今回から「間違った筋トレが筋バランスを崩し、スキル低下や故障を招く具体例」について、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介いたします。


1.大腿四頭筋とハムストリング筋のトレーニング







「例えば、レッグ・エクステンション(ヒザ伸展運動)やスクワット(ヒザ屈伸運動)で大腿四頭筋を鍛えるトレーニング量に対し、レッグ・カール(ヒザ屈曲運動)でのハムストリング筋を鍛えるトレーニングの量が少ない場合、大腿四頭筋の収縮力に対してハムストリング筋の力は弱まります。


この筋トレの差は、足を踏み込み、ヒザを屈曲させ、着地させた時のアンバランスにもつながり、収縮力が弱い側の筋肉が損傷を引き起こす原因にもなります。


また、太モモの屈筋群を短縮させながら力を発揮する能力が劣れば、体重を運ぶカカトのケリ上げパワーが弱まり、走力やダッシュ力が低下し、体勢を変化させる捕球送球動作も鈍くなります。


バッティングでのスイング時も、ケリ足である下肢のハムストリング筋が弱まれば、腰の回転力や体重移動の力強さが弱まり、スイングに鋭さが欠け、パワーにもロスが生じます。


あるいは、体幹を支える力やケリ動作も弱くなることから、回転時の腰が中途半端な位置で止まり、右打者であれば回転軸が右に偏り、スイングがアッパー軌道となるということが考えられます。


スイングにこういうクセがつくと、高めのボールや横に変化するスライダーに対応しにくくなり、ミートの確率も安定しません。」


つづく



摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)

https://sv16.wadax.ne.jp/~kanmedi-net/pro/product_info.php?cPath=37&products_id=89&osCsid=de8b11a35f36fa6963f53938d62714d5


おはようございます。


今年もあと4日、今日は仕事納めをされる方も多いのでは?


でも野球選手は、チームの練習がなくても自主トレを続けていく選手がほとんどだと思います。


この機会に、野球のパフォーマンス向上につながる「野球筋トレーニング」で、フィジカル作りに励んでください!!


前回まで、野球のパフォーマンス向上に不可欠な「野球筋」を理解して筋トレをすれば、効果が大になるということを、摩季れい子学長の著書『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』第6章のコラムから引用して、以下の筋群をご紹介してきました。


①僧帽筋中部繊維・菱形筋・前鋸筋

②広背筋

③大胸筋

④三角筋前部繊維

⑤三角筋中部繊維

⑥三角筋後部繊維

⑦上腕二頭筋

⑧肘関節回内筋・肘関節回外筋

⑨指屈筋群

⑩虫様筋・対立筋

⑪腹斜筋

⑫大殿筋

⑬梨状筋

⑭腸腰筋

⑮ハムストリング筋

⑯大腿四頭筋

⑰下腿三頭筋


野球のパフォーマンス向上に不可欠な「野球筋」が、ピッチングやバッティング、捕球送球などの野球の動作で、どのような役割を果たしているのかを理解され、特にその動作で主動となる筋肉の収縮様式がコンセントリック収縮(縮ぢみながら力を出す)なのか、エキセントリック収縮(伸びながら力を出す)なのかを知り、収縮方向に意識を持って筋トレすることが効果を高めることにつながります。


では、具体的に「野球筋」をどのように鍛えれば良いかという「野球筋トレーニングの方法」につきましては、『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』

























第7章 骨盤スタビリティトレーニング


第8章 上肢帯と下肢の「野球筋」トレーニングの方法


第9章 野球コンビネーショントレーニングとファシリテーショントレーニング


に詳しく書かれていますので、ぜひお読みください。


次回からは、間違った筋トレは、筋バランスを崩し、スキル低下や故障を招く、具体例について、シリーズでご紹介いたします。





摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)

https://sv16.wadax.ne.jp/~kanmedi-net/pro/product_info.php?cPath=37&products_id=89&osCsid=de8b11a35f36fa6963f53938d62714d5


皆さんは年賀状、もう出されましたかはてなマーク


私はまだでしたので、今日は東京出張なので、どうしても昨日中に終わらせたかったので、ブログの更新ができませんでした。ごめんなさいしょぼんしょぼんしょぼん


さて、野球のパフォーマンス向上に不可欠な「野球筋」を理解して筋トレをすれば、効果が大になるということをシリーズでお伝えしてきました。


摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』の第6章の「野球筋」のコラムにはありませんが、本文で紹介されている「ふくらはぎ」の下腿三頭筋も重要な「野球筋」ですので、このシリーズの最後として、ご紹介いたします。


★下腿三頭筋


カカトを浮かし、さまざまな動きでの重心の安定と、走力やダッシュ力を高める


「下腿三頭筋は下腿後面にあり、腓腹筋とヒラメ筋で構成されています。


それぞれの筋肉の起始部は異なり、腓腹筋が大腿骨の内顆・外顆、ヒラメ筋が腓骨頭及び脛骨後面(ヒラメ筋線)にあり、停止部はともにアキレス腱となり、足関節を介し踵骨隆起に付着しています。


腓腹筋は二関節筋、ヒラメ筋は単関節筋です。この特徴から、腓腹筋は膝関節の屈曲・伸展運動、下腿回旋運動に関わり、膝関節の安定性と膝伸展位での踵の持ち上げ(蹴り動作)に主として作用しています。


ヒラメ筋は膝関節を介して付着しないことから膝関節の安定性には直接関わらず、膝関節屈曲位での踵の持ち上げ(蹴り動作)に主として作用しています。


また、筋肉の生理的組成を比較してみると、腓腹筋は瞬発性に富む白筋が多く、ヒラメ筋は持久力に富む赤筋が多いという異なる特性を持っています。


その両特性によって、立位でのバランスをはじめ、スポーツパフォーマンス時のランニングやダッシュの蹴りのパワーと耐久力、そしてジャンプなどの着地における姿勢バランスを保持する重要な役割を担っています。」


【腓腹筋の図・右下腿後面の図示】



【ヒラメ筋の図・右後面の図示】



























摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)

https://sv16.wadax.ne.jp/~kanmedi-net/pro/product_info.php?cPath=37&products_id=89&osCsid=de8b11a35f36fa6963f53938d62714d5



こんばんは。

年末は何かと忙しく、ブログの更新が遅くなりました。

すいませんあせるあせるあせる


関西メディカルスポーツ学院の野球トレーナー科も、今日が今年最後の授業です。明日から冬休みに入ります。


アメブロは更新していく予定ですので、お読みくださいねビックリマーク


さて、野球のパフォーマンス向上に不可欠な「野球筋」を理解して筋トレをすれば、効果が大になるということをシリーズでお伝えしています。


今回も摩季れい子学長の著書『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』第6章のコラムから引用してご紹介いたします。


では、第21回目の今回は、ハムストリングに続き、大腿四頭筋の説明をいたします。


★ 大腿四頭筋

足の振り上げとヒザ伸展に関わり、軸脚を支える





【大腿四頭筋の図・右大腿部前面の図示】













「大腿四頭筋は4つの頭がそれぞれ異なる位置に付着し、一つの腱となってヒザ下の脛骨に付着する筋肉です(大腿直筋・内側広筋・外側広筋・中間広筋)。


骨盤の腸骨(大腿腸骨棘)からヒザ下の脛骨に付着することから、主に股関節屈曲(足の振り上げ)とヒザ伸展時に働く二関節筋として活動します。


ランやダッシュでは、後方にある足を前方へ振ると、コンセントリック収縮でパワーを発揮し、力強く振り出します。


また、ランやジャンプの着地期ではヒザ屈曲で体重を支える時に、大腿四頭筋はコンセントリック収縮で発するパワーにより緩衝効果を高め、姿勢を安定させます。


ピッチングでは踏み込んだ前脚が一連の動きの中での回転軸として体重を支えますが、その支える軸足の力を大腿四頭筋がエキセントリック収縮して担います。


後足ではコッキングからアクセレレーションで骨盤が回転し、股関節が大きく伸展状態となり、腰を投球方向へ向けます。


この重心が下がった体勢で大腿四頭筋がエキセントリック収縮し、力を発揮しています。」


『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』の第6章のコラムにはありませんが、本文で紹介されている「ふくらはぎ」の下腿三頭筋も重要な「野球筋」ですので、このシリーズの最後として、次回ご紹介いたします。




■関西メディカルスポーツ学院 

 ●通信講座メディカルトレーナー科

  (1年・4月10月入学)

 ●整体・野球・ゴルフトレーナー科

  (午前1年・4月入学)

 ●野球トレーナー科(夜間1年・4月入学)
 ●ゴルフ選手科(昼間3年・入学随時)

 【HP】 http://www.kanmedi.net/
 0120-11-3559 資料請求・入学願書受付中!