テレビを点けても、作り物のドラマ、つまらないタレントのバラエティ、 うるさいニュース。そんな風に感じ、テレビを消した。
ジャズでも聴くか。誰を聴くか。
ジョンコルトレーンにした。コレクションは38枚ある。最初に「ファーストインプレッション」を聴いた。フリージャズに突っ走って行った頃のアルバム。だが、サイドメンはあの黄金カルテットだ。マッコイタイナー、ジミーギャリソン、エルビンジョーンズ。このあと、マッコイタイナーとエルビンジョーンズは退団し、アリスコルトレーンとラシッドアリが入る。そしてジョンコルトレーンは1967 年7月17日燃え尽きるまで、40年の短い人生を走り抜けた。
ジョンコルトレーンを聴いていると、自分のつまらない人生を思い知らされる。燃え尽きてない人生を。