韓国ドラマ「エデンの東」 | パドックに魅せられて

パドックに魅せられて

競馬歴45年。
馬ほど美しい動物はいません。





あの長かった朴正熙軍事独裁政権が時代背景。

ユミエ看護士は、シンテファンという企業家の子供を、その男の手によって腹を切開され、堕胎させられる。そこからこの物語はスタートする。ユミエ看護士は、シンテファンに復讐を誓う。そして、シンテファンに生まれた赤ん坊と、他の赤ん坊を取り替える。取り替えられた赤ん坊は、それぞれの家庭で育ち、成人してから実は親が違っていたことを告げられる。

残酷なストーリーだ。あり得ない話。そして、あり得ない暴力シーン。よってたかって角材で殴られた主人公が、死なずにすぐ復活する。そして多すぎると感じる男の涙。男があんなにすぐ涙を流すだろうか。オーバー演出、オーバーな 脚本だと思う。リアリティに欠けると感じ、観るのが嫌になった。

長い長いドラマにしては、稚拙さだけが印象に残った。