私は旅の途中だった。
その地に立ち寄った。キリストのような男に出会う。その男は良心の塊のような男だった。男でも惚れてしまう。その男といろいろ話をした。何を話したのかは思い出せない。安息の地のようなところを彼が経営していて、それについていろいろ聞いたのかもしれない。私も旅をやめてそこに住もうかと考えていた。
そのキリストのような男にはモデルがいた。実在する人物。しかし、実在のその男はキリストのような男ではなかった。嫌なやつだった。かつて俺が同棲していた女を寝取った男だった。
それはともかく、変な夢だった。安息の地を、俺は求めているのだろうか。