私の修学旅行は昭和37年頃だったでしょうか。伊勢志摩でした。どこをどう回ったのか覚えていません。覚えているのは寝る前の枕投げです。大部屋でしたから。今の小学生はホテルのツインルームか旅館の四五人部屋なんでしょうね。枕投げなんて知らないでしょうね。
その私の修学旅行の枕投げなんですが、先生の逆鱗に触れてしまいます。「誰がやっていたんだ。やっていたやつは立て!」ということになります。何人かが立ちます。私はやっていたのですが、立ちませんでした。殴られると思ったからです。立った奴らは怒られていましたが、殴られはしませんでした。すると向かいにいた友達がささやいています。「⚪⚪君やってたよ。やってたよ」私のことです。やばいです。先生がそれに気づけば私はどうなるんでしょう。しかし、そうはならず私は助かりました。
修学旅行から帰って、その私を告発しようとした友達と廊下で会いました。私は挨拶したのですが無視されてしまいました。
私は無視されるほどの悪い子供だったのでしょうか。