子供の時あかぎれだった | パドックに魅せられて

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競馬歴45年。
馬ほど美しい動物はいません。

冬になればいつも手の甲があかぎれで血が出ていた。私は子供ながらに工夫して、寝る前に手に軟膏を塗って手袋をして寝た。すると手はあかぎれが治り、手はすべすべになった。大人になってあかぎれになったことはない。

NHKの番組「英雄たちの選択」で「佐伯矩」を見た。あかぎれは栄養不足から来るものだとわかった。子供の頃、栄養不足だとは自分では気づかなかった。昭和30年代だったが、ひもじかったことはない。だが、あかぎれだったということは、栄養不足だったのだろう。あかぎれは脂質、ビタミンの不足から来るものだと言う。

あの時代、ごはんを食べさせてもらったことは、親に感謝しているが、やはり社会が豊かではなかったのだと思う。