#実写化が残念だった作品 | パドックに魅せられて

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競馬歴45年。
馬ほど美しい動物はいません。

楢山節考。

木下恵介監督と今村昌平監督で二度映画になっているが、両方失敗していると思う。深沢七郎さんのこの小説の魅力は、姥捨てというショッキングなストーリーにはない。この人が言いたかったのは、人はただ動いている、虫と同じ存在なのだ、ということ。そういう存在として、登場人物が動き、語る。そこにこの作家の魅力がある。

姥捨て山はストーリーであり、テーマではない。そこを映画監督が誤解して演出を間違えてしまった。私はそう思う。実写化が残念だった作品

 

 

 

 

 

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