海外でも医学部に入学できる!海外留学で医師を目指すメリット | 環境スペースと海外留学

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環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

日本の医学部に入学するのは、かなり難易度が高いといわれています。
倍率も上昇し続けており、学費も高額です。
学力はもちろん、経済力も医学部合格に必要な要素でしょう。
日本の医学部は狭き門のため、海外で医学を学ぼうと考える生徒もいます。
今回は環境スペースが海外医学部への留学について解説しましょう。



■海外の医学部卒業生は日本で医師になれる?

日本で医師になれるのは、日本で医師国家資格を取得した人だけです。
海外で医師免許を持っていても日本で医師として働くことはできません。
ただし海外の医学部を卒業し、医師法で定められた条件を満たせば日本の医師国家試験を受けられます。
まず海外の医学部を卒業して、その国の医師免許を取得しましょう。
日本に帰国してから日本で医師免許を取得することもできますが、現地の医師免許を持っていない場合は国家試験を受験する資格を得るための「予備試験」を受ける必要があります。
また、留学先の学校が日本の大学と同レベルと認められなければなりません。
その他にも細かい条件があるので、海外留学先の学校を決める前に日本の医師国家試験の受験資格について確認しておきましょう。
留学する学校が医師法の定める条件を満たしていない場合、日本では医師免許を取得できない可能性があります。



■どうして海外の医学部に留学するの?

2018年には95名が海外医学部の卒業を経て日本の医師国家試験に合格しています。
2009年の調査から9年連続で増加しており、特にハンガリーで医学を学び、日本で医師国家試験を受験する人が多いようです。
これは、日本に比べて海外の医学部の学費が安いことが理由の一つです。
日本の私立大では医学部卒業までに4000万円以上かかる場合もあります。
国立大は400万円程度で卒業可能ですが、倍率が高いため入学すること自体が困難です。
いっぽうハンガリーの医学部は約2000万円で卒業でき、日本の私立大と比べても安く済みます。
日本の国立大では学力が足りず、私立大に入るお金もないという人は海外留学を検討してみてはいかがでしょうか。

 



■海外で医師免許を所得するメリット

海外留学で医学部を卒業した場合、現地で医師免許を取得する人がほとんどです。
いずれ日本で医師になるつもりでも、国家試験を受験するには現地の医師免許を取得しておいた方がスムーズです。
ハンガリーで医師免許を取得した場合、EU圏ならどこでも医師として働けます。
海外で医師の経験を積み、知識や技術を身につけてから日本で活躍することができるのが留学のメリットです。
日本では医学を学ぶための学校に入る時点でふるいにかけられてしまい、夢を諦めざるを得ない生徒もたくさんいます。
海外留学なら学びの選択肢が広がり、より多くの経験を積むことができるでしょう。



医師になりたい、でも日本の医学部は倍率が上がり続けているので心配…という生徒のみなさんは、海外の医学部留学について検討してみましょう。
留学先を決める際は、卒業後に日本で医師免許を取得できるか受験資格をよく確認してくださいね。