海外留学のメリットとして多く挙げられるのが、社会勉強になる、視野が広がる、将来の選択肢が増える、などですね。
実際に海外留学をする人は多いですが、なかには様々な理由であきらめてしまうケースもあるようです。
環境スペースが解説しましょう。
■「迷っている・あきらめた」が7割以上
米Duolingo社が行った調査によると、海外留学を検討している人の7割以上が迷ったりあきらめたりという理由で行動に移していないことがわかりました。
調査対象は15～24歳の日本に在住する学生1,000人です。
高校または大学の進学先として海外の学校を選ぶ、もしくは留学を検討したことがあるかという質問に対し実際に海外進学または留学をしたと答えた人は25.1%しかいませんでした。
残りの74.9%の人は「行こうか迷っている」「行きたいけどあきらめた」という結果に。
さらにその理由については次のような回答になりました。
◎留学費用がかかる：55.9%
◎語学力が足りない：39.8%
◎新型コロナの影響：39.8%
調査が行われたのは2021年だったため、新型コロナによる渡航制限なども大きく影響したようです。
とはいえ、費用面を挙げた人は半数以上に上りました。
■海外留学で得られるものは多い
海外留学では多くのことを学べます。
現地で生活をすることで実践的な語学力が身につきますし、異文化体験もできますよ。
また、多種多様な文化背景を持つ人たちとふれあうことで様々な価値観や考え方に接することができます。
いろいろな文化や考え方を知ることは視野を広げることにもつながります。
今後の人生においてきっと役立つでしょう。
外から見ることで日本のいいところに気付けることも。
また、留学を経験することで自分に自信が持てるようになったという人もいます。
言葉の壁や文化の違いがある中でしっかりと留学期間を乗り越えたというのは大きな成功体験です。
この自信が積極性を生み、将来の選択肢を広げてくれますよ。
■留学費用を抑えるポイント
海外留学を迷う理由の大半が費用面でした。
確かに海外留学には多額の費用がかかります。
しかし少し工夫するだけで費用を抑えることができますよ。
語学学校のなかには留学期間の長さに応じた割引制度を設けているところがあります。
他にも入学金無料や2週間分の授業料無料といった期間限定のキャンペーンを実施しているところも。
ただし早い者勝ちになってしまうので日ごろから情報収集をしておく必要があるでしょう。
海外留学では現地で生活することで貴重な経験ができますが、費用面で行動に移せずにいる人が多いのが現状です。
割引制度やキャンペーンなどもあるので、迷っている人はチェックしてみてくださいね。