無意識にやってしまっているかも!?留学先で嫌われる行動とは? | 環境スペースと海外留学

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環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

留学中の悩みで多いのが人間関係です。
なぜか嫌われてしまってほとんど友達ができなかった、ホストファミリーに冷たくされた、なんて話もよく聞かれます。
では、留学生のどんな行動が嫌われてしまうのか、環境スペースが解説します。


■現地の人から「タダで」英語を学ぼうとする

これは、語学習得に積極的な人が起こしがちな嫌われ行為です。
せっかく海外留学をしたのだからと、現地の人を先生扱いしてしまうというもの。
生きた語学を学ぶのであれば、日常生活も利用したいと考えるのは自然なことではあります。
しかし、相手に教えてもらうのであれば、しっかりと対価を支払わなくてはなりません。
誰だってタダで便利に利用されたら嫌な気持ちになります。
現地の人を先生扱いし続けていると「あの留学生は図々しい」「礼儀がなっていない」と嫌われてしまいます。
先生になってほしければその旨を伝え、対価を持って交渉するべきです。
そうすれば快く先生役をしてくれるでしょう。

 


■身体的な特徴を褒める

「スタイルがいい」「肌がきれい」など、日本では褒めるのであれば身体的特徴を指摘してもいいといった風潮がありますね。
しかし海外では、たとえ誉め言葉であっても外見のことに関して口に出すことはマナー違反です。
また、国や地域によって歴史的な背景や社会的な背景が関係していることもあるため、嫌われるどころか内容によっては差別ととらえられてしまうことも。
純粋に羨ましいと感じても、安易に口にしてしまうのは高リスクです。
相手を褒める際は、服装や持ち物などのファッションに留めておくのが無難ですよ。


■いつまでも「お客様」感覚で過ごす

ホームステイの際に嫌われてしまいやすい行動がこちら。
ホストファミリーと留学生の関係は「家族」です。
現地の一般的な暮らしを家族の一員として疑似体験させてくれるのがホームステイなのであって、留学生は決して「お客様」ではありません。
そのため、食事の時間や洗濯のタイミング、シャワーの使い方などのハウスルールはきちんと守らなくてはなりませんし、家事も積極的に手伝わなくてはなりません。
日本の習慣を持ち込んだり、自分の好みを押し付けたりすると嫌われてしまいます。


■批判的な態度を取る

現地で生活していると日本との違いに驚くことも多いです。
効率的でいいなと感じるものもあれば、不便だなと感じるものもあるでしょう。
不便さが不満につながり、グチをこぼしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、そういった態度が「不満ばかり言って批判的」ととらえられてしまう場合があります。
違いは違いとして受け止め、いい部分だけをフォーカスするように意識すると嫌われる心配が減るばかりでなく、留学生活がもっと楽しくなりますよ。


留学中の何気ない態度が原因で嫌われてしまうことは少なくありません。
自分で思う以上に留学生は注目されているのだと意識して行動するよう心掛けてくださいね。