「留学先ってどうやって決めたらいいの?」
「選択肢が多くて逆に決められない!」
そうはいっても、適当に決めてしまうわけにはいきませんよね。
今回は、環境スペースが留学先の選定ポイントを解説しましょう。
■治安の良し悪し
留学先を決める際にチェックしておきたいのが治安です。
日本は世界的に見ても治安のいい国として知られており、
◎子どもだけで電車に乗る
◎女性一人で買い物をする
◎深夜にコンビニに行く
こういった何気ない日常を送ることができますね。
でも、これらは海外では絶対にできません。
たとえ男性でも、危険が伴うとして強く自粛が求められています。
日本では当たり前のことが海外では通用しません。
そうはいっても「どこまでならOKなのか」「どこからがNGなのか」というのはなかなかわかりづらいものです。
思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、留学先はなるべく治安のいい場所にしましょう。
治安がよく、留学先として人気な国はオーストラリア、ニュージーランド、カナダなどがあります。
■現地の気候
中長期間の海外留学を計画している場合は、現地の気候もチェックポイントとなります。
暑いのが苦手なのに亜熱帯地域を選んでしまっては、体調管理もままなりません。
留学期間中はできるだけ勉強に集中できるように、自分にあった気候の国や地域を選びましょう。
特にアメリカやカナダは、国内でも場所によって気候が大きく異なるため、事前にしっかりとチェックしておく必要があります。
チェックの際は、気温だけでなく湿度に関しても忘れずに。
「年間を通して気温は高いものの、湿度が低いので案外過ごしやすい」ということもあれば、「気温は低いものの湿度が高く雨が多い」ということもあります。
■留学生活にかかる費用
どんなに短期間であっても、海外留学をするとなると現地での生活費が必要です。
食費に交通費、通信費に交際費など、1回の支払いはそれほど高くなくても積み重ねにより高額な出費になることもあります。
日本であれば、移動はなるべく徒歩、食事は安価なファストフードで済ませるか、簡単な自炊といった節約方法が可能です。
しかし海外では、治安のよくない地域ではちょっとした移動でも交通機関を使う必要がありますし、スーパーの商品は基本的に大容量サイズなので使いきれずにムダになってしまうことも。
外食をするならチップの支払いも必要です。
留学先を決める際は
◎滞在先から学校まで徒歩で通えるような治安かどうか
◎安くて利便性のいい公共交通機関が発達しているか
◎留学生が気軽に利用できるスーパーがあるか
といった生活費にかかわる観点も忘れずに盛り込むといいでしょう。
選択肢が多いと絞り込めないということはよくありますね。
留学先となると現地での生活にも影響してくるので、事前にチェックポイントを決めておくといいですよ。