海外留学時に市販薬を持って行った方がいい理由とは | 環境スペースと海外留学

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環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

海外留学の荷造りでは、なるべく荷物を減らすのがポイントとなります。
しかしそれでも「持って行くべき」と多くの人が口にするのが薬です。
そこで今回は、留学時に薬の持ち込みが必要な理由や、おすすめの市販薬を環境スペースが解説します。


■留学先に薬を持って行くべき理由とは?

持病などがなく、日常的に薬を飲む習慣がなくても市販の常備薬をおすすめする留学経験者は多いですよ。
どうしてなのでしょうか?


・体格の違いから現地の薬が合わない場合がある

海外の人たちに比べると日本人は小柄です。
単純に背の高さだけでなく、体のつくりからして華奢なので子どもに間違われてしまう日本人留学生も多いですね。
体格が違うことで起こりがちなのが、薬の過剰摂取です。
現地の薬は当然、現地の人の体格に合わせてあるため、小柄な日本人が規定量を摂取すると強すぎて副作用が出てしまうことも。


・海外で医療機関を受診するのはハードルが高い

海外では、日本の保険証は使えません。
受診料から検査費用、薬代まで全額負担となります。
そのため、1回の受診だけで10万円近くかかってしまったという話は珍しくありません。
それに加えて言語の壁もあります。
診察時はどうしても医療系の専門用語が多くなりがちなので医師との意思疎通が難しく、必要な治療が受けられなかったということも。

 


■どんな薬がおすすめ?

では、留学先に持ち込む薬としてどんなものがおすすめなのか、みていきましょう。


・風邪薬

環境の変化から体調を崩して風邪をひいてしまうということはよくあります。
初期症状が出てすぐであれば、風邪薬を飲んで一晩寝るだけで対応できますよ。
風邪の諸症状に対応した成分が含まれた「総合風邪薬」がおすすめです。


・整腸剤

食事の変化に体がついていけずにお腹を壊してしまうというのも、海外留学ではありがちです。
整腸剤なら緩やかにお腹の調子を整えてくれますよ。
不調の原因が感染症の場合もあるので、下痢止めは飲まずに整腸剤で様子を見るようにしてください。



■市販薬を持ち込む際の注意点とは

留学先に薬を持ち込む際は必ず「容器ごと」持って行きましょう。
かさばるからといって別のケースに移してしまうと、成分の確認ができずに持ち込み不可となってしまうおそれがあります。
また、不安だからと大量に持ち込むのもNG!
あまりに量が多いと、あらぬ疑いをかけられてしまうので注意しましょう。


慣れない土地で体調を崩してしまうと精神的にもダメージが大きいです。
飲み慣れた薬というのはそれだけで安心感を得られるため、市販薬の持ち込みがおすすめですよ。
ただし、症状が重い場合は早めに医療機関を受診してください。