これまでにない大きな経験をすると考え方や物の見え方が変わるというのはよくあります。
そこで今回は、海外留学がきっかけで得られたものについて環境スペースがまとめてみました。
どんなものがあるのかみてみましょう。
■度胸やチャレンジ精神が身についた
海外留学を経験した人の多くが口にするのが「少しくらいのことでは動じなくなった」というもの。
見知らぬ土地で生活しているとアクシデントやハプニングは日常茶飯事で、そのほぼすべてを自力で解決しなくてはなりません。
そもそも海外では、自己主張と積極的な行動が必須です。
「とりあえずやってみよう」という気持ちへ瞬時に切り替えられないと物事が進みません。
行動を起こせば、何かしらの成果は出ます。
一つひとつは小さな成果でも積み重なることで自信に変わり、さらなる行動への原動力になります。
こういったことにより、留学をしたら度胸やチャレンジ精神が身についたという人が多いようですよ。
■多様性を知り、視野が広がった
留学により多様性の本質を知ったことで視野が広がったという話はよく聞かれます。
多種多様なルーツを持つ人たちと交流が持てるというのも、海外留学の魅力の一つですね。
日本にいるとまず出会わないような人たちと気軽に接点が持てるので、多様性を肌で感じることができます。
人は誰しも無意識のうちに固定概念を持っており、そのことに気付いていないことも多いです。
留学生活では自分とはまったく違うバックボーン、考え方、文化を持つ人とのやり取りは、そんな固定概念を大きく覆してくれますよ。
■政治や宗教に対する考え方が変わった
会話には持ち出さない方がいい話題というのはどんな国にもあります。
日本では「政治・宗教・スポーツ」がそれに該当しますね。
海外でも慎重になるべき話題ではあるものの、完全なタブーというわけではありません。
むしろ、政治については自国の政策くらいは説明できないと白い目で見られてしまうことも・・・。
海外では自国に誇りを持ち、政策にも積極的に関わっていくことをよしとする風潮が一般的です。
宗教に関してもお互いの信仰を理解しておくことで、事前にトラブルを回避できるという考え方から敢えて話題に出すケースもあります。
ここで重要なのは、肯定も否定もしないということ。
あくまでも「あなたの宗教・信仰を理解しましたよ」という伝え方をするにとどめることが重要です。
こういったことは現地で生活をしなければ経験できないため、「留学してよかった」と感じる人が多いようです。
海外留学では現地の人や文化だけでなく、世界各地から集まった人たちと交流が持てます。
異文化との触れ合いが後々、大きな財産になることは間違いないでしょう。
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、積極的に親交を結ぶことをおすすめします。