瞳の色が関係している?海外のサングラス事情とは | 環境スペースと海外留学

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環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

日本では少し浮いてしまうファッションアイテムの一つにサングラスがあります。
しかし、海外の人は日常的にサングラスをかけている人が多いように感じませんか?
今回は海外のサングラス事情について環境スペースが解説します。



■海外ではサングラスをかけている人が多い?

留学生活を始めて気付くことといえば、サングラスをしている人の多さではないでしょうか?
街を歩く人や車を運転する人、バスやタクシーのドライバーなど、日常的にサングラスをしている人が多いです。
日本でのサングラスはどちらかというとファッションアイテムに近いため、少し驚いてしまうかもしれません。
しかし、海外の人はおしゃれの一環というよりは必要に迫られてサングラスをしている場合がほとんどです。


■虹彩が薄いと太陽の光が眩しく感じられる

ブルーやグリーン、ヘーゼルやアンバーなど、海外の人の瞳は明るい色が多いです。
これは虹彩と呼ばれる瞳の色が薄いためで、黒や茶色がほとんどである日本人と大きく違います。
虹彩が薄いと目に入ってくる光の量が多くなってしまい、日差しが眩しく感じやすいのだそうです。
また、サングラスは太陽の光だけでなく、紫外線もカットしてくれます。
日焼けなどと同様に、目から入る紫外線は角膜にダメージを与えるため、海外ではサングラスをかける習慣がついているのでしょう。


■日本は紫外線量が少ない国

日本人の虹彩は黒や茶色が一般的ですが、日本でサングラスが浸透していない理由はそれだけではありません。
日本は他国に比べると比較的紫外線量が少ないと言われています。
海外旅行などの際に現地の日差しがやたらと眩しく感じられたり、少しの外出で日焼けしてしまったりするのは、日本に比べて紫外線量が多いからです。
日本では日焼け止め対策は夏がメインですが、海外では年中対策が必要な場合がほとんどだといいます。
このように、受けるダメージが少ないことから日本ではサングラスが習慣化しなかったのでしょう。


■留学先ではサングラスをかける習慣を

虹彩が濃い日本人は眩しさを感じにくいようですが、留学先ではサングラスをかけた方が無難です。
日本に比べると紫外線量が多い国や地域は多く、知らぬ間に目がダメージを受けてしまうおそれがあります。
日本で用意しておいても構いませんが、現地でお気に入りのものを見つけるのもいいかもしれません。
現地では日常アイテムなので安価なものも多く、デザインも豊富です。


海外の人が日常的にサングラスをかけるのには、きちんとした理由がありました。
みなさんも海外留学をする際は、目を保護するためにもサングラスをかける習慣をつけましょう。