文化庁は、地域の有形・無形の文化財をストーリーとしてまとめ、観光振興につなげる「日本遺産」について、新たに22都道府県の21件を認定しました。
日本ワインをテーマにしたのが山梨県甲州市と茨城県牛久市の「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶」。
日本酒をテーマにしたのが兵庫県の「伊丹諸白と灘の生一本」。現存する日本最古の酒蔵「旧岡田家住宅・酒蔵」などで構成されます。
また、東京都からは「霊気満山 高尾山」が認定されました。
(kankokeizaiより)
認定件数は2015年の開始以降104件、日本遺産は、認定された地域の取り組みに温度差があることから、全体の底上げを図りブランド力を維持・強化していくため、外部有識者で構成する「フォローアップ委員会」で検討していく方針です。
(観光ビジネス研究会 代表コンサルタント 加藤弘治)