文化庁は、地域の有形・無形の文化財をストーリーとしてまとめ、観光振興につなげる「日本遺産」について、新たに22都道府県の21件を認定しました。

 

 

 

日本ワインをテーマにしたのが山梨県甲州市と茨城県牛久市の「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶」。

 

日本酒をテーマにしたのが兵庫県の「伊丹諸白と灘の生一本」。現存する日本最古の酒蔵「旧岡田家住宅・酒蔵」などで構成されます。

 

また、東京都からは「霊気満山 高尾山」が認定されました。

 

(kankokeizaiより)

 

 

 

 

認定件数は2015年の開始以降104件、日本遺産は、認定された地域の取り組みに温度差があることから、全体の底上げを図りブランド力を維持・強化していくため、外部有識者で構成する「フォローアップ委員会」で検討していく方針です。

 

(観光ビジネス研究会 代表コンサルタント 加藤弘治)

イギリス政府は、新型コロナウイルスによって大きな打撃を受けている飲食店やホテルなどを支援するため、日本の消費税にあたる付加価値税の税率を20%から5%に引き下げると発表しました。

 

 

 

イギリスのスナク財務相は、今月15日から来年1月12日までの半年間、日本の消費税にあたる付加価値税の税率を引き下げると発表しました。

 

 

対象になるのはレストランやパブ、ホテル、それに映画館やテーマパークなどの利用にかかる付加価値税、税率が現行の20%より大幅に低い5%になります。

 

 

 

スナク財務相は、飲食や観光の業界は最も多くの人が働き、最も大きな打撃を受けており、この措置が雇用を守ることになるだろうと述べて、都市部だけでなく地方の経済にも波及効果が大きいと強調しました。

 

(NHK newsより)

 

 

 

 

 

ヨーロッパではドイツが今月1日からすでに付加価値税の税率の引き下げを始めていて、景気の回復にどの程度つながるか注目されています。

 

(観光ビジネス研究会 代表コンサルタント 加藤弘治)

EUは、新型コロナウイルス対策として続けてきた、EU域外からの渡航制限について日本など14か国を対象に7月1日から制限を解除することで合意し、フランスやギリシャなど一部の加盟国は、渡航者の受け入れに乗り出しました。

 

 

 

フランスやギリシャなど一部の加盟国は、これらの国からの渡航者の受け入れを原則認め、ウイルスの感染拡大で深刻な打撃を受ける主要産業の観光の立て直しにつなげたい考えです。

 

イタリアは域外から入国した人は、2週間の自主隔離措置を引き続き義務づけるとしています。

 

 

 

制限解除の対象となった国の日本やニュージーランドなどは政府が国民に海外への渡航中止を勧告しています。

 

(NHK newsより)

 

 

 

 

例年、9月にかけての時期は日本から多くの観光客が訪れますが、「片方の渡航が解除されても、片方が解除されなければ旅行としては成立せず、本格的な往来の再開には、厳しい状況が続くとされています。

 

(観光ビジネス研究会 代表コンサルタント 加藤弘治)

国連貿易開発会議は、新型コロナウイルスの影響で観光産業は少なくとも計1兆2000億ドル(約129兆円)、世界のGDPの1.5%の収入を失うとの報告書をまとめました。

 

 

 

世界の観光は外出規制や入国制限などでほぼ停止状態となっており、この状況が8カ月間続けば損失は2兆2000億ドル、12カ月間となれば3兆3000億ドルに拡大すると予測しています。

 

 

 

観光は宿泊や飲食、レジャーなど幅広い業種と関係し、雇用の受け皿となっていることから、報告書では国際観光収入が100万ドル失われるごとに、国民所得は200万~300万ドル減るとも分析しました。

 

 

 

国連の世界観光機関(UNWTO)は12月まで渡航禁止措置などが続いた場合、2020年の世界の観光客は前年比で最大約8割減になると予測しています。

 

(nikkeiより)

 

 

 

 

 

多くの人が海外旅行に不安があり、経済の悪化で旅行をする余裕もなくなっているとみられ、1950年以降最大の減少幅となり、1億2千万人の雇用が危機にさらされると警鐘を鳴らしています。

 

(観光ビジネス研究会 代表コンサルタント 加藤弘治)

日本煙火協会は、2020年の花火大会スケジュールを発表、全国で11(北海道1、東北1、関東2、中部4、近畿1、九州2の花火大会開催が決まっています。

 

 

 

北海道は、洞爺湖畔湖上で「第39回洞爺湖ロングラン花火大会」が7月1日~10月31日に開催、東北は、秋田県横手市で9月14日「第97回増田の花火」が開催されます。

 

関東は、茨城県土浦市で11月7日に「第89回土浦全国花火競技大会」、東京都葛飾区では10月10日「第54回葛飾花火大会」が開催されます。

 

 

 

中部は、長野市で「第115回長野えびす講煙火大会」、浜松市の浜名湖で「パルパル花火ナイト」が8月1・2日、7日~16日、21日~23日に、熱海市は8月5日・18日・21日・23日・27日「夏季熱海海上花火大会」、大垣市は10月10日「第64回大垣花火大会」が開催されます。

 

 

 

近畿は、桑名市のナガシマスパーランドで8月2日、9日~16日、22日・23日に「長島温泉 花火大競演」、

九州は、久留米市で「第361回筑後川花火大会」が10月25日に開催、八代市は10月17日「第33回やつしろ全国花火競技大会」が行われます。

 

(travel newsより)

 

 

 

 

コロナウイルスの影響で花火大会の中止が続々発表されるなか、日本煙火協会は、2020年に開催される11の花火大会スケジュールを発表しました。

 

(観光ビジネス研究会 代表コンサルタント 加藤弘治)