EUは、新型コロナウイルス対策として続けてきた、EU域外からの渡航制限について日本など14か国を対象に7月1日から制限を解除することで合意し、フランスやギリシャなど一部の加盟国は、渡航者の受け入れに乗り出しました。

 

 

 

フランスやギリシャなど一部の加盟国は、これらの国からの渡航者の受け入れを原則認め、ウイルスの感染拡大で深刻な打撃を受ける主要産業の観光の立て直しにつなげたい考えです。

 

イタリアは域外から入国した人は、2週間の自主隔離措置を引き続き義務づけるとしています。

 

 

 

制限解除の対象となった国の日本やニュージーランドなどは政府が国民に海外への渡航中止を勧告しています。

 

(NHK newsより)

 

 

 

 

例年、9月にかけての時期は日本から多くの観光客が訪れますが、「片方の渡航が解除されても、片方が解除されなければ旅行としては成立せず、本格的な往来の再開には、厳しい状況が続くとされています。

 

(観光ビジネス研究会 代表コンサルタント 加藤弘治)