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「〇歳の私なんて若い子に比べて
魅力がないですよね」
「こんな歳になってしまいました」
「誕生日がくるのが憂鬱です」
こんなコメントをいただく
ことがありますが･･･
人の魅力に
年は関係ない！
と、声を大にして私は言いたい
っていうか、言います
で、何でこんなことを
言うのかというと、
ヨガの先生をやっていた時代、
元気なお姉さま方(70、80代など)
をたくさん見てきたからです。
「60代？若い！若い！
女は80からよ～！」
と、ガンガン盛り上がっていた姿を見ていたので、30代なんてまだまだヒヨッコだなぁと
いくつになっても自分の今に
誇りを持っているお姉さま方は、
明るく、美しく、若々しくみえたし
実際、体もよく動きました。
(ぺターンと開脚できる方もいたし
ダンスがキレキレなおばあちゃんも！
本当にみんな、かっこよかった！)
正直、スマホ片手に猫背で鬱々と
不平不満を言ってる20代の子の方が
ずっと老け込んで見えたんです。
そんな姿を見ていると
年齢じゃないな～！
生き方なんだな～！
正直にそう思えたので、
これからも年齢じゃないぞ啓発は
続けていきたいと思います
人はいくつになっても
魅力的になれるし、
その歳だからこその
彩りをもっている！
今でもお姉さま方のことを思い出しては
「年は言い訳にならんな～！」と
背筋を正されています。
そんなときにふと
一人のおばあちゃんが
頭をよぎりました。
彼女は８０代で、独身。
街のフィットネスクラブに
通っていました。
「私、離婚して独り身だけど
幸せよ～♪毎日ダンスしてるし
かなちゃんのヨガも受けられるし。
人生まだまだ楽しまなきゃ！」
「歳をとるっていいことよ～！
その歳ならではの楽しいことに
出会えるんだから。安心して
歳はとりなさいね～♪」
そんな明るい言葉をもらって
私はいつも勇気づけられていました。
いくつになっても
何があっても私たちは
楽しんでいい！
そんな姿にパワーを
もらっていたんです。
でも、あるとき。
彼女は骨折をしてしまい、
大きな運動はできなくなりました。
しかしながら、
「必ず復帰するから、待ってて！」
と、レッスンは受けられないけれど
いつものようにそのスポーツ施設に
お弁当を持って通い、みんなに顔を
見せにきてくれていました。
でも、少しずつ、少しずつ
彼女がくる日は少なくなり
「〇〇さんは今日病院の日みたいよ～」
と他のお客様から現状を聞くように。
そして、寒い冬のある日。
そのおばあちゃんが
亡くなったのを聞きました。
ショックだったし、悲しいし
寂しい気持ちもあったけど
ただ、可哀想だなんて
気持ちはみじんもなく、
美しい女性の素敵な人生だったと
私は思っています。
今でも、ふと「あんな幸せな
おばあちゃんになりたいなぁ～」と
思い出したりするんですよね。
私も次の世代の子たちに、
「歳をとるって最高に楽しいことよ！」
と背中で語るカッコイイ生き方、
していきたいな。
これからも一緒に
楽しく歳を重ねましょう♪
今日の世界も
主役はあなた
かんころより
bl-kankorokankorokankoro@ml.kadokawa.jp