知り合いの友人が

 南極越冬隊に参加するという話を聞き

 何となく、南極に関する情報を

 色々調べていたら

 ボクの検索方法が悪かったのか

 南極2号という人形の画像と解説が

 パソコン画面に現れた。

 

 南極2号のことを

 ご存じない方もいらっしゃるだろうから

 簡単に説明すると、

 

 長期間に及ぶ過酷で寂しい

 男だけの南極暮らしにせめてもの慰めを

 ということで持っていったダッチワイフ。

 2号というのは、

 最初に持っていった人形1号の

 不具合部分を改良したものだから。

 

 しかし写真とその説明を見たら

 昔の物だから固そうなビニール製で

 その顔も表情もひどい物で

 こんな物を本当に利用したのか

 疑問に思えた。

 

 そして周辺記事を読んでいたら

 「一人一体なのか使い回しなのか?」

 なんて心配し、質問してる人もいた。

 

 そのやりとりを読みながら

 そんなダッチワイフを利用するくらいなら

 一人でこっそりした方がよっぽどいいよね

 なんて考えてたら、変なことを思い出した。

 

 昔々、ラグビーをやってるという

 屈強な二十歳の若者が、酔っ払って

 「俺はグラビアアイドルの

  〇〇ちゃんの写真があれば

  一晩6〜7回はできます」

 なんて自慢してたこと。

 

 その時ボクはこんなことを考えた。

 通常健康な男性なら1回に

 1〜6CCの精液を放出する。

 彼の体から考えたらきっと

 最低5CCは出るだろう。

 すると6回として一晩で30CCか

 凄い量だなって。

 

 さらに1CCの精液の中には

 6000万から1億の精子が含まれてるから

 5CCだと3億から5億の精子が放出され

 それが全てティッシュの中に吸い込まれ

 ゴミ箱に捨てられるわけで。

 そのゴミ箱の中の精子の中にはもしかして

 素敵な卵子と結ばれれば

 世界を代表するようなラガーマンに

 成長したのがいたかも、なんて思った。

 

 そこでシミジミ考える。男ってなんか

 とっても無駄遣いしてるよなあ、って。

 

 でもさ、一人ですることに慣れ過ぎると

 一人の方が良くなってしまって

 結婚しても、奥さんとはしなくて

 AV見ながら一人でしてるなんて

 そんな亭主がいるんだよね。

 まあ男として未成熟なんだけど、

 素敵な奥さんなのに

 いろんな意味でもったいない。

 

 生身の素敵な女性の素晴らしさに

 勝るものなんてないのにね・・・。