置物になってしまった加湿器 | ヒートショックのない家を建てる

ヒートショックのない家を建てる

高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 毎年、冬になると部屋の乾燥が気になってしまいます。そこで加湿機の出番です。

 これが家を建てたときに採用した加湿機です。

 大型で54畳まで対応できるものです。これをリビングに設置して家全体の加湿をします。

 本当は寝室の加湿が一番重要ですが、騒音防止のために就寝時に人の居ないリビングに置いています。

 リビングは他の部屋よりも換気量が多いので、家全体に加湿された空気が行き渡ります。

 

 ですが、実際はこちらの小型の加湿機を寝室で使っています。

 なぜかというと、大型の加湿機は高齢の母には給水タンクが重すぎて水の補給が難しいのです。

 これは実際に使ってみるまでは思ってもみなかったことです。まさか水の補給が出来ないとは思いもよりませんでした。

 いくら高性能な加湿機でも水の補給が出来なければ何の役にも立ちません。

 

 残念なことに、大型加湿機はただの置物になってしまいました。

右の小さいのが今使っている加湿機、左の大きいのが「ただの置物」

 

 この加湿機はどちらもPanasonic製ですが、私が勤めていた会社では以前からPanasonic製を使っていて、加湿フィルターの掃除がし易い所が気に入っていました。

 加湿フィルターは、水道水の石灰成分が加湿フィルターで固まってしまうので、定期的に洗わないといけないのですが、この固まった石灰成分を洗い流すのが結構難しいです。

 Panasonicの加湿フィルターはこれが比較的し易いのが気に入っています。