真夏のメンテナンス | ヒートショックのない家を建てる

ヒートショックのない家を建てる

高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 先週、フィルターのメンテナンスに行ってきました。

 フィルターのメンテナンスは高齢の母には無理なので、3ヶ月間隔ぐらいでメンテナンスに行っています。

 以前は近くの大学に通っている息子に頼んでいたのですが、大学が忙しくなったので、最近は私がメンテナンスしています。

 今回はお盆の初めになってしまったので、行きは行楽地に向かう車で渋滞、帰りは事故で渋滞と散々でした。

 今後は業者にメンテナンスをお願いしようと思っています。

 

 さて、本題のフィルターメンテナンスです。

 今回は虫の写真がたくさん出てきます。虫が嫌いな人はご注意!

 

 まずは外気の取り入れ口。

 ここには防虫網があり、虫がダクト内に入らない様にしています。

 左が第一種換気用で右が第三種換気用です。

 それ程汚れていません。

 

 しかし、完成当初はこんな感じでした。

 虫がびっしり張り付いていました。

 

 虫が減ったのは、たぶん天然のフィルターのお陰。

 ダクトの中にも!

 小さいのが頑張っています。

 自然豊かな田舎ならではです。

 

 フードを取り外し、分解して掃除機で掃除します。

 

 次は第一種換気扇の外気フィルター。

 ブレーカーを落としてから作業にかかります。

 ブレーカーを切ろうとすると、

下の段の右から5番目が第一種換気扇(エコエア90)のブレーカー

 

 なんと!落ちている!

 前回はゴールデンウイーク前のメンテナンスで落とした。メンテナンス後にブレーカーを入れ忘れた? もしかして4ヶ月間止まっていた? それとも?

 道理で防虫網に虫が少ない訳だ。

 

 フィルターの汚れ具合は、

 かなり汚れているし2年近く経っているので交換する?

 でも、動いていなかったのだから次回にする?

左が交換前。右が交換後。全然違う。

 

 結局、交換しました。

 

 他にも空気清浄機の電源は切れているし、トイレの人感センサーも切れていて、換気扇の風量が上がらない。母が節電した。やはり戦中派には付けっ放しは無理?

 

 いくら良い設備を入れても動かなければ何の効果もありません。

 

 機械換気の必要性とか、カーテンと外付けブラインドの効果の違いとかを説明してきましたが、どこまで理解してもらえたか。