夫以外の人が同じことを言っても腹は立たないのに、夫が言うとイラっとする。
そんな経験、ありませんか?
実際、私自身、夫にイラっとすることはよくあります。
夫はひどい奴ではありません。(むしろ、優しい人です)
でも、近い関係だからこそ、
「これくらい、わかってくれるはず」
「当然、気づいてくれるよね」
そんな“期待”をしてしまいます。
そして、その期待は、
見事に裏切られる(笑)
すると私はイラっとして、
自分の中で、夫を「気の利かないわからず屋」に仕立て上げていました。
でも、コネクションプラクティス
(略してコネプラ)を学んでから、
ある間違えに、気が付きました。
前回の記事でも書きましたが、
【ネガティブな感情が湧く時は、自分のニーズが満たされなかった時】
そして、
【ポジティブな感情が湧く時は、自分のニーズが満たされた時】
つまり、
イラっとした時、
本当に見つめる必要があるのは、
「相手が悪いかどうか」
ではなく、
「自分のどんなニーズが満たされなかったのか」
なのです。
でも、ここで感情に“反応”してしまうと、
関係はこじれていきます。
感情に反応した時、
人は3つの行動のいずれかを取りがちです。
①戦う
相手を責める。
すると、お互い戦闘モードになっていく。
②逃げる
衝突したくないから、
その場から離れる。
でも結局、
別のところでストレス発散してしまう。
☑散財したり、
☑お酒に走ったり、
☑誰かに愚痴をぶつけたり。
根本的な解決にはなりません。
③フタをする
「なかったこと」にして、
自分の感情を押し込める。
でも、それを続けていると、
いつか爆発するか、
心が病んでしまう可能性すらあります。
どの方法も、
本当の意味で“つながる”ことと逆の方向に進みます。
人間だから、
感情そのものは止められません。
でも、
「感情に反応するか」
「感情に対応するか」
は、選ぶことができます。
感情に“対応”するとは、
イラっとした瞬間に、
相手へ言葉をぶつけるのではなく、
まず立ち止まること。
そして、
「私は今、どんな感情を感じているんだろう?」
「どんなニーズが満たされなかったんだろう?」
と、
自分自身とつながることです。
例えば、
私が集中して仕事をしている時に、
夫から、
「今じゃなくてもいい用事」
を頼まれたとします。
以前の私は、
「今忙しいの見てわかるでしょ!」
「自分でやってよ!」
とイラっと反応していました。
でも今は、
「私は今、憤慨しているな」
と自分の感情を言葉にします。
その奥には、
☑効率
☑余裕
☑意図を理解してほしい
というニーズがありました。
つまり、
“今の私には、
効率や余裕がとても大切だった”
ということです。
ここが見えると、
「夫が悪い」
「私が悪い」
ではなくなります。
夫の言動は、
たまたま“きっかけ”だった。
ただそれだけなのです。
そうすると、
伝え方も変わります。
「今忙しい!後にして!」
ではなく、
「今、集中しているから、
途中で話しかけられると混乱してしまうの。
ひと段落したら話を聞いてもいい?」
と、
自分の感情とニーズを伝えた上で、
相手にリクエストできるようになります。
もし夫が、
「今すぐ手伝って欲しい」
と答えたとしたら、
「私も今、
やりかけたことを終わらせたいの。
あと10分待ってもらえる?」
と、
再度リクエストできます。
そして穏やかに、お互いのニーズを理解して、着地することが出来ます。
以前の私は、
「わかってほしい」
という気持ちが強くて、
感情でぶつかっていました。
でも本当は、
責めたかったわけではなく、
つながりたかったのです。
わかってほしかったのです。
そして今では、
「イラっ!」とした時こそ、
チャンスだと思っています。
それは、
夫が「イラっ」としているな、
と感じる時も同じです。
感情が動いた時こそ、
「私は今、何を大切にしたかったんだろう?」
「相手は、何を大切にしていたんだろう?」
と、
お互いの感情とニーズを確認しあうことができます。
そして、
正直に伝え合い、
リクエストする。
もし合意に至らなくても、
何度でも伝え直せばいい。
リクエストを修正することだってできます。
その積み重ねが、
「たとえどんなに感情が揺らいでも、
つながりを取り戻せる」
という、
自信と安心感につながっています。


