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季節は夏至も過ぎ 梅雨も本番となりました。

 

 

7月7日の 小暑を過ぎると

暑中お見舞いのお便りを出す時期となります。

 

 

今日は

暑中お見舞いのハガキに石のデザインのハンコを押してみました。

 

 

暑中お見舞いハガキ

 

 

石のハンコは手に入りにくいと思いますが

季節のゴム印でしたら文房具売り場にあると思いますので

参考にしていただけると 嬉しいです。

 

 

上記の暑中お見舞いのハガキでは

朝顔の石の印を押してます。

押した後で葉の緑色を塗りました。

 

 

このハガキの場合

盛夏 は筆で書きましたが

この盛夏の石の印を掘ってみます!

 

 

出来上がりましたら朝顔の印とあわせて押してみます。

 

 

■もくじ■
1 盛夏 の石の印を彫る
2 暑中お見舞いのハガキをつくる
3 印の連続
4 参考)母の日のハガキ
 

 

 
 
1 盛夏(せいか)の石の印を彫る
 
 
1) 彫る面(印面)をまっ平にする。
 
サンドペーパー 180番で荒削り  600番で仕上げ
 
石の印面にサンドペーパー
 
 
2) 石の印面の大きさに彫る字を白い紙に細いマジックで書く
 
トナーのコピー機でコピーする
 
 
盛夏
 
 
3)印面と字のコピーをぴったりあわせて側面にテープで留める
 
 
石の印
 
 
4)油性のマジックで印面全体を塗る
 
 
石の印
 
いしの
 
 
マジックを塗った後
一呼吸おいて マジックの底で擦ると
印面に鏡文字で転写される
これは トナー油性マジックで溶け出すのを利用した転写方法です。
 
 
5)黒いところを残して彫っていく
 
 
 
 
6)彫り上がったら 印面の両端は 押すときに邪魔をするので彫り落とす
 
 
いしの
 
いしの
 
 
7)試し押し
 
 
盛夏
 
 
彫れてないところや バランスの悪いところを彫り直したら出来上がり!
 
 
2 暑中お見舞いのハガキをつくる
 
 
いしの
 
 
この2つの石の印を
暑中お見舞いのハガキに押します。
 
 
暑中お見舞いのハガキ
 
 
一般的な暑中お見舞いのハガキができました。
 
 
3 印の連続
 
 
ちょっと遊び心のあるハガキにしたい時は
印を連続で押すと
     下矢印
 
暑中お見舞いのハガキ
 
 
ハガキの余白が埋まり
このままでも出せますね。
 
 
文字は  一字でもいい感じになりそうです。
 
 
印の連続は簡単なのに見栄えがよくなります。
 
 
4 参考)母の日のハガキ
 
 
母の日に作ったものですが
印を押す前に薄くマス目を書いておきます。
そのマスに2種類のカーネーションの印を押しました。
 
 
母の日
 
 
こんな感じ…
 
 
 
暑中お見舞いのハガキは
年賀状と違って
小暑(7月7日)から立秋(8月7日)までと期間が長く、ついずるずると後回しになりがちですね。
立秋を過ぎて8月一杯ぐらいが
残暑お見舞いとなります。
 
 
今年は1枚でも出そうかなぁと思っていただけたらと思います。
 
 
これから 他のデザインの石の印を彫っていきますので
また 次の機会にご紹介したいと思います。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。 
 
 
 
 
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「漢字 de 書」 中川 あつこ:春瓔(しゅんよう)です
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