「憲法改定」と口にしただけで、物議をかもす日本の現状は異常ではないでしょうか?

 

総理大臣が変わる度に我が党の最重要課題は憲法改正だあ~~。と何度聞いたことでしょうか?

現在の日本の憲法論議は余りにも無責任でやる気のない議論だと思っています。戦後78年にもなるのに憲法の一字一句も替わっていません。

 

日本と同じ先の戦争の敗戦国のドイツさえ何十回も憲法改正をしています。日本は世界の笑い者です。

堂々と「国家百年の計に立ち、いかなる国の姿が望ましいか。すべての政党が、理想とする国家像に立ち、自らの望ましい憲法を国民に示し選んでもらおうではないか、」と主張すればいいだけの話ですがね?

日本の政治の最重要課題・憲法改正は後何十年かかるのでしょうか?

 

それともあと100年以上かかるのですかね?


皆さんもご存知のように現在の日本は明らかに漂流しています。それが私の最大の危機感だと思っています。

「こんな日本を創ろうではないか」と国家としての方向を示し、呼びかける政治家は一人もいません。

 

そして、国の防衛を考えると、日本の実情に合わない憲法が現存しているにも関わらず、政治家も国民もそんな事に全く無関心で、日本の実情に合わない憲法を本気に改正する気持ちのある人はいません。

日本は国の方向を定めないまま動いています。人は目標を持つから努力の方向が決まるものです。

目標がなければ目先の損得だけが気になる。今こそ「国家百年の計」を真剣に考える時だと思います。

 

それが出来なければ日本は確実に滅びるでしょうね。

 


今の日本・何かにつけ「契約書」「法律」を持ち出して話し合わなければならない場面が少なくありませんね?

なんとまあ~~恥ずかしい社会になったものです。

「契約書」や「法律」を持ち出す以前の、常識や美意識で解決策を見出さなければ窮屈な住みにくい人間関係と社会になってしまうからです。

トコロガギッチョン・・・今の社会はちょっとしたことでも、契約書や法律を持ち出した訴訟問題が起きています。その上、責任と権利・自由・人権をはきちがえて行動するケースが多すぎますね?

こんなことでは日本は早々に消滅するのでは?と本気で心配になります。

 

皆さんはどう思われますか??

 

日本国の改革が進まない最大の理由は。

今の日本国家で沢山の改革案が議論されていますが、一向に何も進まないですね。国民の多くもそう思っているのです。

 

その一番の原因は、今の日本人の大部分は毎日の生活に、何も困っていないからです

 

人は、本当に困らない限り、「変えよう」とは思わないものなのです

 

まして、根本的に変えようと決心するのは、よほどの困難の中にある時なのです。

 

よほどの困難は、よほどの覚悟をさせてくれるますそしてよほどの覚悟は、よほどの改革をもたらしてくれるのです。

 

先の敗戦で日本は、よほどの困難を、国民全てが味わったのです。だから大改革が出来て、人類歴史上において、恐るべき期間に世界第二の経済大国になったのですね。

 

したがって、今の日本国家、国民は一度どん底に落ち込んで、よほどの困難を経験すればきっと、又大改革ができるのでしょう。それまでは現状維持がダラダラと続くしか仕方ないでしょうね。

 

皆さんは、どう思われますか?

 

 

 

 

 

 

あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も

ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ 忍ばるる
寄する波よ 返す波よ
月の色も 星の影も

ご存知!!伊勢神宮の徴古館(ちょうこかん)には、神宮に奉公された、斯界(しかい)の一流の陶芸家や画家などの芸術家の最高級の作品がずらりと並んでいます。

それらの作品には一切、作者の名前が入っていません。

 

なぜなら、伊勢の神宮には「私がない」のです。

 

゛無私゛こそ日本人の心だからです。

伊勢神宮は私事を願う神社ではないのです。

 

公の幸せを願うところです。

 

神宮で我欲の願いをしたら笑われますね?



※斯界(しかい)とは =その道その道の専門の社会。
 
※神宮徴古館(ちょうこかん)とは=神宮徴古館・農業館について|神宮の博物館 (isejingu.or.jp)

 

※奉公(ほうこう)とは =おおやけに一身をささげて仕えること。天子、国家などのために力をつくすこと。

 

 

 

北海道家庭学校の校長である小田島好信先生は、家庭教育の原点について次のようにおっしゃいます。


「子供はね、いつも言うのです。これは、みんなが持っていると。それでは、いったい、誰が持っているのかと聞きただすと、答えられない。ところが、親は、この言葉に一番弱いのです。みんなが持っているのに、自分の子供だけが持っていない、それはかわいそうだからと、子供のねだるものを買ってしまう。一番良くないケースです。大事なことは、わが家の方針を持つことです。他人のことはいい、我が家の方針はこうだから、だめなものはだめと言える。それが、子供達の精神を作るのです」。


そして、子供達を育てる現役世代の親が心すべきことは「わが家の方針を持つこと」とおっしゃいます。そして、


「うちの家はこうだ。誰が何と言おうが、譲れない。そんな強い信念がないと、子供たちは正しく育ちません。とりわけ父親にそのことが求められます。父親が、頑として譲れない基本の生き方を持っている、それが家庭教育の原点です」。

 

「家庭の厳格な方針を貫くためには、家庭に一つの文化が必要です。家庭の文化がないところで、どんなに一つの方針を貫こうとしても、子供達は見破ります。


家庭の文化、それは家庭の中でこだわり続けてきたものと言えるでしょう。とりわけ大切なものは、家庭の食生活です。舌が感じる味は、一生のものです。何を食べるかは、一生忘れられない家庭の文化の基礎です。コンビ二の味では、わが家の味は出ません。デパートのお惣菜売り場で買うおかずは、家庭の文化ではありません。家庭の文化がないところでは、家庭の基本方針は貫けません」。

 

北海道家庭学校の小田島好信先生の教育の原点は、素晴らしいものです。現在、成長期の子供をもつ親が忘れ去っている大切なことをあらためて痛感させられます。

 

教育ほど大切なものはありません。日本の将来は教育にかかっているのです。
 

北海道家庭学校↓
http://kateigakko.org/_userdata/leaf1.PDF