横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする
「週刊金田一」
金曜日は急な仕事が入ったり、出張が入ったり、疲れ果てていたりと
なかなか「週刊金田一」が書けず、
最近は月イチの「月刊金田一」になってます
すみません
のん気にしてるとNHKで「犬神家の一族」が放送されちゃうもんね。
さすがに今はコロナの隔離期間でブログを書く時間に余裕もありますので
しかし、特にコロナの症状もないから色んなことができると思っていたのに、
私しか分からない仕事が多くて、家で色んな書類を作るハメに
高熱出てたらどうしたんだろうね。
しかも今、仕事の相方が海外出張に行っていて(私が行かされそうになったやつ)、
連絡も向こうの時間に合わせないといけないから
昨日は(今日だけど)午前3時まで起きてました
眠かった・・・
で、今日は起きたらお昼12時でした。
コロナになってから、5時間6時間睡眠では起きられなくなった
放っておいたら永遠に眠り続けそうで、
夕方も気づいたらうとうと眠ってました
ナルコレプシーか
という訳で、久しぶりの「週刊金田一」。
中井貴一が金田一耕助の「犬神家の一族」です。
この「犬神家」、終盤に来てますます気にいらない
文句ばっかりになると思うんでお許しください。
前回までのお話。
この松子は・・・ゴムマスクの下は、最初から佐清でないことを分かっていた。
息子のためというより、ただ遺産が欲しいから佐武、佐智らを殺したというんです
いやいや・・・松子にはどこか同情の余地があったはず。
顔に大けがを負った息子に幸せになってもらいたいという一心で
殺人を犯すという・・・
岡田茉莉子さんが悪いんじゃないですが、この松子は
松子「でもまさか、あたしが殺した死体に次々と変な工作をしてったのが
佐清さん・・・まさかあなただったとは」
そうなんです、あの斧・琴・菊の細工は佐清が勝手にやったことになってるんです
青沼静馬が犬神家に入り込んでいることを知って、
なぜ連絡しなかったのかと問われると、
佐清「できますか?お母さん。青沼静馬の母親にお母さんたちがした仕打ちを思えば、
静馬が僕になりすましていることぐらいで、それをぶち壊す気にはなりませんでした」
なぜか淡々としている佐清
お母さんにも会いたかった・・・他にも会いたい人がいた・・・
珠世のことね。
会いたさからこっそり見に来たら、母親が殺人を犯すところを見たと
佐武の遺体に細工をした理由を
「何かの力に突き動かされるようにして、それをした」
佐智の遺体に細工した理由を
「なんとかお母さんに疑いがかからないようにしよう。
なんとか思い切り突飛なことをやらなければ」
と説明するんです
あかんでしょ
ここは静馬に脅されてやったという設定でなければ
なんで無理やり話をねじ曲げるかなぁ
ここで金田一が出てきて、
佐清は一度は母親の罪をかぶろうとしたが、
自分たちと話し合って2人で自首することに決めたというんです。
えーーーっなんだよその話し合い
その罪をかぶろうとした苦悩は描かれないのかよーーー
ここで、一つ未解決な問題として話が出てきたのが、
珠世が佐武に渡したという金時計・・・あれはどこにあるのかという話になり、
急に口を挟んだのが香琴。
「あー、あれなら私が拾いましたよ」
あの金時計は香琴の姉のものだと話し始めます・・・
いったいどういう話なんだ
色々と余計な問題が・・・・
どうかNHKの「犬神家」は原作に忠実でありますように・・・
あ、こっちの「犬神家の一族」じゃないから
では、またね