週刊金田一 片岡鶴太郎の「獄門島」(終) | たまひめ。のブログ

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2023年ステージ0の乳がんが見つかり、
9月に右胸を切除、現在、乳房再建中です。
1月に子宮筋腫、子宮内膜症のため
子宮と卵巣を開腹で全摘したばかりの出来事でした。

心の奥底のネガティブを隠しながら
明るく生きるアラフィフです。

横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする
 
「週刊金田一」ビックリマーク
 
 
 
今日は土曜日ですが、昨日書けなかったので書こうと思いますイヒ
 
昨日は失礼しました。
 
寝る前にさらに頭の痛みが強くなって寝られないぐらいだったんですが、
 
朝起きたら少し良くなってて。
 
懲りずにバファリン飲んだらかなり良くなって
 
またまた炎天下で歩いたり走ったりする仕事をこなしてきましたあせる
 
仕事が終わるころには痛みはなくなってました。
 
ご心配をおかけしました。
 
帰宅したらまたバタンと寝てしまって・・・こんな時間ですわーーー笑い泣き
 
 
 
時間もないので、早速まいりましょう音譜
 
片岡金田一の「獄門島」、最終回です。
 
 
 
先週もめちゃくちゃケチつけましたが、
 
この「獄門島」は、全然ドロドロしてません。
 
逆にさわやか~な作りとなってます。
 
 
音楽もなんだかちょっと懐かしい90年代のJ-POPに使われてたような楽器というか、
 
さわやかなイメージの音楽。
 
 
 
金田一が鶴太郎で、和尚がフランキー堺さんで、加藤武さんも出てるんなら
 
もっとユーモアが混じっててもいいと思うんだけど、
 
そうでもなくぼけー
 
 
金田一のユーモアが垣間見えたのは、三姉妹にカニを見せたとこぐらいか・・・
 
「ほら、カニ!」
 
 
とにかく酒好きなキャラらしい。
 
暗いところもないけど、戦争のことは引きずっている・・・
 
千万太の形見の石に酒をかける金田一。
 
 
「やっと・・・僕の戦争も終わったようだ」
 
 
 
獄門島はよそ者は徹底して除外する土地柄なのに、
 
金田一に対して、そんな目は向けないし、
 
なんとなく優しい雰囲気が漂ってるんだよね。
 
フランキー堺さんの了然和尚は、歴代の了然に比べて明らかに笑顔が多く、
 
穏やかさが滲み出てるし。
 
 
 
清水巡査が金田一を牢にぶち込んだ時だって、
「お気の毒じゃが、本署から人が来るまでそこにいてもらいますわ」
 
「ま、ま、ま、長いことじゃない。明日までの辛抱や」
 
って感じで、そこまで敵意はない感じ。
 
だって、牢の中にお酒まで運んでくれるんだから。
 
でも、もう一度原作を読み返してみると今まで見てきた「獄門島」の中で
 
これが一番原作に近かったビックリマーク
 
セリフもほぼ原作と同じ。
 
じっくり読み返してみると、片岡金田一作品も案外原作に忠実なところがもっとあるのかもね。
 
(それでも月代にキスはしないと思うが汗
 
 
 
金田一を明らかによそ者扱いしていたのは竹蔵だけだった。
 
 
しかし、了沢のこの場面の演技はひどかったな。
「あ、和尚さんが帰って行く」
 
「あ、和尚さんが気づかれた」
 
これは、わざと?
 
 
 
やっぱり違和感が大きかったのは、儀兵衛さん。
 
こんなキャラいたっけ?って思ったもん。
 
ワイン飲んでるし。
 
だけど、島のことを深く知っているのは儀兵衛さんというのは間違いないし、
 
これまでの映像作品で儀兵衛さんはやつれたじいさんというイメージがあったから
 
余計に岡田眞澄さんの洒落た儀兵衛には戸惑いました。
 
 
 
かわいそうなのは遥くららさん。
 
早苗ってもっと存在感があっていいものなのに、
 
途中まで金田一と月代がいちゃいちゃしてるから全然目立たない。
 
きゃっとくれいどる?
 
 
 
最後になって「あなたはまだ若い、そして美しい」とか。
 
歯の浮くようなこと言っちゃって。
 
 
 
千光寺は確か禅宗だよね。
 
和尚が了沢に伝法するのに、写経をさせるはずなのに、
 
なぜか山伏・・・
火の行。
 
これもなんか違和感あるよねぼけー
 
 
狂った与三松も不気味なお小夜も月代の祈祷もないから
 
ちょっとでもおどろおどろしくしようと「山伏」シーンをねじこんだようなしょんぼり
 
 
 
 
意外と一番カッコよかったのは竹蔵だしドキドキ
 
 
 
見送られるのが苦手な金田一を最後に派手に見送る
 
明るい明るい「獄門島」でした音譜
 
 
石坂金田一の「獄門島」なんて、涙涙涙・・・なのにねえーん
 
 
 
 
 
さて、ロケ地はどこでしょう。
 
 
これは、岡山県高梁市。
広兼邸といって、吾郎ちゃんの「八つ墓村」、トヨエツの「八つ墓村」で、
 
田治見家として使われた家です。
 
 
古い町並みなんかは高梁市の吹屋ふるさと村ってところに似てるようです。
 
これも屋根が赤いから吹屋かな。
 
 
海のシーンは丸亀市のような気がします。
 
 
 
この寺は分かりませんでしたショック誰か教えて。
 
 
 
鶴太郎の「獄門島」はこれで終わり。
 
鶴太郎作品は、まだまだ続くのでみんなでイジり倒しましょうゲラゲラ
 
 
 
ではでは、また来週っっっバイキンくん