はじめまして。カニ騎士と申します!
題名の通り、新卒として入社し、希望に満ち溢れていたのもつかの間、がんと診断されました。
ちょっと身の上話をしながら時系列に沿って書いていこうと思います。ブログなんて初めてなのと、写真もまだ載せるのためらっているので分ばかりになってしまいます。長くなりますがお付き合いください。
2002年に北海道で生まれ、幼少期少しだけ仙台にいましたがそれ以降The道民として過ごしてきました。22歳です。
大学からは実家を離れましたが北海道の僻地に。就職は価値観を広げるためにそこそこの大企業に内定をもらい、4月から神戸で社員寮に引っ越すことになっていました。
最初の異変は、忘れもしない卒業旅行にスノボをしてきたその夜でした。
3月6日夜。みんなで飲み会後に解散になった直後、ナイフで刺されるような今まで感じたことのない腹痛が襲ってきました。実はこの飲み会でノリとして唐辛子を丸々1本食べちゃったんです。もともと胃腸が弱く、辛い物もそんなに得意じゃないのでそれのせいだと思ってました。
しかし、便は出ないし次の日になっても収まりませんでした。
3月8日は引っ越しの予定。荷造りも半分しか終わっておらず、死ぬ気で休み休みやって何とか…。ほんとに初めての腹痛で明らかな異常を感じ取っていました。
(今思えばこれが最初の「腸重積」だったのかも…)
実家に一時帰省しましたが、腹痛はほぼ収まらず…。かかりつけの内科にとりあえず罹ってみたんです。熱も37.5℃(平熱は36.5℃)と微熱の範疇。血液検査もなんにも引っかからず、とりあえず対処療法でした。結果、少し良くなっても根治しない感覚。その1週間後には39℃の高熱に見舞われ、人生初の血便も…。
結局、社員寮に入るまでは北海道を満喫しようと旅行に行ったり、おでかけしたり、かなりムラのある腹痛と闘いながら3月下旬までを過ごしました。
血便が常態化したのは3月25日ごろだったと思います。クリニックに見せるために写真撮っていたんですが、結構ショックだったので消してしまいました…。正直、寮生活や新しい出会いに喜んでいる場合じゃなかったです。
4月1日の入社式。ビオフェルミンに胃腸薬、赤玉を飲んでなんとか耐え、血便もだしながらその波の余暇で背筋を伸ばして出席。周りに感づかれないように、新しい出会いを大事にするように少しずつ無理をしていました。
結局、我慢できずに寮の近くのクリニックを次の日の終業後に受診しました。
血便の症状を見せ、内科では特に何も言われなかったこと、1か月近く治らないのは「潰瘍性大腸炎」じゃないのか?などネットの付け焼刃の情報を頼りに診てもらいました。
医師からは一言。
「明日、大腸カメラしましょう。」
衝撃でした。もちろん、病院の都合もあるようですが、緊急性が高いこと、その日の血液検査で炎症反応がないことからなにか隠れていそうだというのです。
僕の内心はもうぐっちゃぐちゃ。入社3日目にもう休まなきゃいけない、上司に連絡しなきゃなどもう焦る気持ちしかなかったです。
ちょっと長いので一旦切ろうかなと思います。
次は大腸カメラ・胃カメラ編。もしかしたら緊急搬送編まで入れるかもしれません。
気になってくれたら暇つぶしにでも読んでくれると嬉しいです!