びっくり!! | かんごふさん

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看護婦の卵から 看護婦さんとよばれるようになっていったときのエピソード。
もう廃業した看護婦の思い出話 ちょっと聞けない裏話の数々。
犬猫のペットの話し。日常のイベントなど話は脱線しまくりですがぜひお立ち寄りください。

この間 家族でレストランに出かけたときに

隣に座っていたおじさんが

(みたことがある顔((゚m゚;))って思って

実は 私が小児病院に勤めていた時に看ていた赤ちゃんのときの

顔つきと全く同じ顔をしてるおじさんだったんです!!!


普通の人が見ても明らかにおかしい顔つき。

ってことは染色体異常???

18トリソミーと思ったのですが調べてみたらどうも違う。


しかし全く同じ顔つきだったので

たぶん染色体異常には違いないだろうと思います。


水頭症のような頭蓋骨に眼球突出(目が飛び出している)

開頭手術のあと。すごく目を引くものです。

言っちゃいけないだろうけど想像しやすい例でいうと

ちょっと宇宙人的な?ETみたいな??


その赤ちゃんを看護してたときには

どう考えても長生きするだろうとは思えなかったので

みるからにおじさんになってるその方をみて

って私的には再会したような思いにもなり

長生きできたんだ~~~!!って感慨深いものがありました。


医療も進歩してるんだな~と思えた一件でした。



私はどうも町を歩いていて職業病なのかもしれないですが

病気っぽい人に良く目がいってしまいます。

昔から「みるな!!」と一緒にいる人に注意されることもしばしば。


こないだ精神科に行ったときには

座ってる患者さんの中に

ぶつぶつ明らかに独り言にしては大きな声でしゃべてる女性が

いました。「うるさいんだよ!!まったくもう!!」って怒っていました。

そのうち 我慢できなくなったらしく

大声で「音楽静かにしてくれませんか~~?!うるさいんだよ!!!」って

怒鳴ってました。

ちなみに音楽はかかってましたが静かでした。


私は心の中で(出たよ~~~!!!!)って思っちゃったかんね~。

統合失調症と思われる女性。

かなり具合がよくない状態。

頭の中できっと誰かしゃべってるのかあるいは音に敏感な状態に

なっちゃってるのか???

どっちにしろ正常ではない。


私はとなりに座ってましたが 思わず席移動しました。

昔は看護師でしたけど その時には患者としてそこにいるんですし

危ない人には関わりたくないのが 本音です。


でもまだこの人は自覚があって精神科に自分で受診にきてるので

それだけは救いです。

自覚がない人も相当いますからね~。


精神病の患者さんに対しての偏見についてよく語られますが

私は精神病であることを認めて治療に向かわせることが

偏見のない態度だと思っています。

精神病なのに普通の人と同じに扱うことこそが偏見の始まりであり

本人もまわりも混乱させることになります。

実際経験しているのでいやってほどわかりました。


実際ほんとに悪化してる状態の人は医者にしか扱えないです。

医者もわかんない部分がまだまだ多いのが精神科のむずかしいところですけどね。