なんてことでしょうase


あわててひぃ

















そして

今年も、高知生協病院の看護師たちは

患者さんのため、ご家族のため

地域でみなさんが健康で安心して暮らせるために

日々、頑張っていきますびっくりマーク



























どうぞ、よろしくお願いしますよろ


さてさて、この一年はどんな年だったかな~と


振り返っておかないと、新しい年を迎えられないような


気持ちになってきました。


忙しくてブログを書くのもサボった反省の年でしたね~涙




その一方で、


たまぴよ会としては


みんな仲良く元気に、良く学び良く遊び・・・(*゚ー゚)ゞ


遊びが足りなかったかな???しょぼん


春までの企画はブログに綴ったので、


それ以降、この12月クリスマスまでの事も合わせて


想い出すと、




一言で言うと「戦後70年の年」でしたので


やはり相対的に「平和」をたっぷり学んだな~と。


一口に「平和」と言いますが、


たまぴよで「平和」を学ぶ意義は、


やはり「戦争と医療」の観点です。


「医療者がなぜ、戦争や平和を考え学ぶのか」


がしっかり腹に落ちないといけないかな・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ




今年の夏には、


中四国の看護学生が徳島に集まって交流する事が


きまって、そのメインテーマが


『戦後70年、平和と医療従事者の責任』

  ~731部隊と日本の医療~


でした。  そこで、


5月に徳島と高知生協病院で学習会が行われました。



1931年9月に起こった満州事変から15年間にわたった戦争期に


日本軍は中国各地で謀略の限りをつくしました。


中でも「731部隊が中国大陸で犯した悪魔の所業」に


積極的に加担した医療者の責任を直視して


平和の問題をそこから考えていきました。


同じようにナチスドイツが起こした生体実験や大量虐殺に関して


戦後、謝罪と補償による「過去の克服」を実践しきる事を政治指導者


は判断します。


一方日本は、「731部隊」の実験データをすべてアメリカに渡す事で


誰ひとり罪に問われることなく、政治指導者は「あいまいな日本」を


続けました。



近年、この戦争を正当化したり美化したりする風潮が強くなり、


ついに、この夏は「安保法案」なる戦争法案をめぐって世論は


沸騰し、国会が大荒れになる中、ついに強行採決で法案が成立する、


という事態が起こりました。




そんな中でのこのテーマ学習は、すごくリアルに戦後70年を


考え、知り、今自分たちがどうするべきか、未来は・・・


未来の医療者たちは真剣に考える夏となりました。


(詳しくは、「高知生協病院のホームページ、看護学生のみなさんへ」

                     から、エッグナースをご覧ください!)



そして秋も深まる11月に「高知の戦績めぐり」フィールドワークに


出かけました。


(こちらも詳しくはエッグナースをご覧ください。) (;^ω^A





この一連の学習を通して得たものは、


「戦後70年間「憲法9条を守り抜いてきた日本の医療従事者として」


言い換えるならば


「過去に罪なき人を傷つけた国の人であり、しかも命を守る医療人として」


歴史に学び国に憲法を守らせる責任が、私たちにはあるんだ、という事。


あの15年戦争で日本がたどった歩みについて、しっかり勉強しながら


自分の医療医学について立ち位置を作り上げていく事が大事だという事です。



そして、「医療者」は


弱い人たちの立場に立つ特別な領域にいる職業です。


「おかしい事」には反応する力をもたなければいけません。


「私たちは微力だけど、無力ではない!」のです。 ヾ(。`Д´。)ノ



こうして、


この一年の学びが、将来の医療の現場で「平和」を基準とした


「人権感覚」を持った看護師に成長していき


実践の場で花開くことを願っています合格





今日はクリスマスイヴですねリース


高知生協病院には、昨日12/23に一足早くサンタさんが来ましたよ!















今年も生協病院看護師が


この日のためにケーキを


焼いてくれましたヽ(゚◇゚ )ノ







今年は病棟の患者さんにプレゼントを届けるだけではなくて


「タクティールケア」をさせていただこう★


という事になり、


その前にしっかり看護師から教えてもらいます★



サンタさん勉強中



な~るほど・・・


覚えられないかも・・・


気持ちよさそう~








アロマで癒し効果


患者さんには


タクティールで(°∀°)b







さあ!病棟へいくよ♪


1病棟は


たくさん患者さんが


出てきてくれました♪








力加減はどうですか?


(≡^∇^≡)










みんな「気持ちいい!」


笑顔(‐^▽^‐)







「させていただいて

 ありがとうございます。」



病室のベッドサイドでも

させていただきました。









そしてプレゼントを

ベッドサイドに届けて

周りました。


ささやかなプレゼントです♪







手を握って


「うれしい!

 ありがとう!」


の言葉を連発!






手を合わせて


うれしい気持ちを

伝えてくれる患者さん

に学生サンタも感激

しました。





日頃、患者さんの事を一番知っている看護師も、

学生サンタと接する患者さんを見て


「見た事ない表情や!」

「こんな笑顔見た事ない!」

「すごく嬉しそうやね~!」


と驚いていました。


日常がどうなのかわからない学生サンタは、


「へえ~、そんなに喜んでくれているんだ!」と


これまた感激!


「実習が終わって、勉強ばかりになって

 今日久しぶりに患者さんと触れ合って

 やっぱり看護師はいいな~と 改めて

 感じました★」


「患者さんとお話ししたことがなくて

 何を言ったらいいか、わからなかったけど、

 看護学生さんがお話しているのを参考にして

 お話できるようになって、いい経験になりました★」

                  と高校生サンタさん。


心が豊かに温かくなるような

高知生協病院のクリスマスでしたサンタ


クリスマスも

お正月も

国試勉強を

頑張る看護学生さん

に、恒例の

「合格鉛筆」を

外来師長から

プレゼントプレゼント





そして、

去年国試を

みごと合格した

先輩看護師から

「合格祈願」のお守り

が届いて、

代理の看護師が手渡し

ました★




こうして、内容の濃い充実したクリスマスボランティアの会が

無事終了しました。


忙しい中を駆けつけてくれた

学生サンタ、高校生サンタのみなさん!


本当にありがとうございましたо(ж>▽<)y ☆








いよいよ、ニューヨークへ代表派遣をする日も近づき、


学習会を終えた看護学生たちも、


「私たちらしくできる活動はないか?」と話し合いました。


そして、「看護学生が平和だな~っと思う写真展」を生協病院で


やらせていただく事になりました。


3月から展示していた「高知の被爆者、ヒロシマ・ナガサキ・


ビキニ・そしてフクシマの今」写真展の看護学生版ですラブラブ


みんなで写真を持ち寄って、病棟や外来に展示しました。


写真には番号をつけて、職員や患者さんに「いいな~!」と


思った写真に投票してもらいました。













5月の連休明けまで展示させてもらって


投票箱をみんなで開けてみましたよ ヘ(゚∀゚*)ノ


3枚の写真が同数で1位に決定!


明るい写真展で、病棟や外来待合が和みましたよ。



そして、この一連の企画のクライマックスクラッカー


「放射線を浴びたX年後」の映画上映会


5月12日に美術館ホールで開催されました(^-^)/

上映会の幕間に


NPT核不拡散防止条約

再検討会議に参加した


高知医療生協職員と

高知工科大学の学生

さんの報告

もありました。



けっこう雨が激しくふった日でしたが、


4回上映し、200人もの人が観にきてくれました。


目に見えない放射能


なにも知らされず操業を続けたマグロ漁船員


ちょっと例えは悪いけれど、


ホラー映画のような恐怖が迫ってくる感じでした。


放射能の恐ろしさと、事件を隠ぺいする日本政府と


アメリカに怒りがこみ上げました。



3月から


上映会開催の


5月まで


高知医療生協の



若い職員の活動に看護学生も参加させてもらいながら


いろんな事を学び、考え、知り・・・


無関心が一番大きな罪なんだ!


と、ちょっとだけ・・・


でも大きく成長できたアップ


そんな2015年春の思い出でした合格


おしまい(*v.v)。




つづけますね(*^▽^*)



この一連の活動が始まった3月の中ごろ、


高知県室戸市で初の公的機関(高知県主催)による


「ビキニ被災者を対象とする健康相談会」が開かれました。


全国初です!


「ビキニ事件」とは


1954年3月から5月に、アメリカが太平洋ビキニ環礁で行った


水爆実験で操業していたマグロ漁船が被災した事件です。


被災したのは、第5福竜丸だけでなく、のべ992隻。


そのうち2/3は高知県の船であった事が判明


しています。


60年前に、日本政府とアメリカによって早期決着し消し去ら


れた後、元乗組員の方たちは、健康不安の中を次々と亡く


なっていきました。


今回、専門家の先生方の講演では、この元乗組員の


方々の被ばくの実相が明らかにされました。


漁船だけでなく


地球規模での


放射能汚染を


もたらしたにも


かかわらず、




事件・事故をできるだけ小さく、データをごまかす、


被害者へわずかな賠償で解決しようとする点など


福島の原発事故の処理の仕方と共通している、


と言われています。


この健康相談会にも、生協病院の看護師と


理学療法士の2名、看護学生2名が参加しましたo(〃^▽^〃)o



さてさて、そのビキニ事件も含めた内容の学習会が


4月4日行われましたヘ(゚∀゚*)ノ

講師は


写真を提供して


くださった


岡村啓佐氏。


この日の参加は


看護学生や大学生

高校生、職員34名でした!



『高知の被爆者

  ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・そしてフクシマ』


70年前の戦争での原爆投下と福島原発事故はつながっていく


ビキニ事件が起こる少し前から、


米ソの核開発競争がどんどん進んでいきます。


アメリカは原爆を開発し、ヒロシマ・ナガサキに投下していただけに


不安のつのる世論操作のために


「核の平和利用⇒原発」を登場させます。


そもそも原子力潜水艦の成功から核兵器をどんどん増やし


原子力潜水艦に積んでいた原子炉を丘に上げて


原子力発電を始めます。


しかしこの原子炉(マーク1)は欠陥がありました。


福島第一原発に導入されたものはすべて


このマーク1を踏襲して造られたものでした。




福島第一原発事故勃発!隠される事実


大気中に放出されたセシウムは日本政府発表によると


ヒロシマ原爆の168個分。


しかし世界の核実験を監視しているところの発表では


ヒロシマ原爆の393個分だと言われています。


大気・土壌・海は汚染され、食物連鎖で内部被ばくが広がり


ます。


子どもの甲状腺がんは、今117人疑いがあるとされ


そのうち98%が小児甲状腺がんだと言われています。


今後5~6年のうちにもっと増えるのではないか、


と心配されているのです。



福島の今


(岡村氏は福島へたびたび足を運び、現地の方たちとお話し


したり、写真撮影を続けてきています。写真や動画を使って


私たちに”福島の今”を語ってくれました。)


ゴーストタウン化した街


避難の際、つないだままだった牛たちの写真を胸に語って


くれた方。


高校通学のために駅に停めたままの自転車


被災した時からタクシーもバスも1メートルも


動いていない。


「原発は明るい未来のエネルギー」という看板から


この街が原発に翻弄された事が読みとれる。


横倒しになった墓


もう帰れないわが家


除染の名のもとに削られた土は袋づめされて


積み上げられている。



放射能汚染というのは救助をも妨害し

                  助かる命までも見捨てる


浪江町請戸地区は、消防隊員が地震の救出作業をしている時に


津波によって、避難誘導へと命令が変わってしまった。


避難誘導している時にも、まだ生きている人達のうめき声が


聞こえていた・・・


そして、1か月後に避難解除で請戸に戻った時、


おびただしい死体と向き合わなければならなかった、といいます。



経済活動の犠牲?…定時制高校4年生の作文から


「先生、福島市でこんなに放射能が高いのに


避難にならないのはおかしいでしょ?


これって福島とか郡山を避難区域にしたら、


新幹線を止めなくちゃなんねぇ。


高速をとめなくちゃなんねぇ。


要するに経済が回らなくなるから、させねぇってことだべ?


つまり俺たちは経済活動の犠牲になって


見殺しにされるってことだべ?


俺はこんな中途半端な状態は我慢できねぇ。」













汚染の首都「東京」でオリンピック開催?!★


首都圏の土壌汚染は35の地点で


チェルノブイリと同レベル。


東京湾も汚染。


そんなところへ健康なアスリートを送れないと


出場を取りやめる国も出てくるかもしれません。


ビキニ事件の10年後に東京オリンピックがあり


フクシマから9年後に東京オリンピック開催・・・


この共通点は・・・?


国民の意識をそらせる意図があるのではないか?



原発再稼働に隠された謎・・・


なぜ再稼働なのか?


電力会社とそこに群がる人達は、


お金を儲け続けたい。


だから核のゴミ問題はどうしても解決したい。


そこでモンゴルに核廃棄物最終処分場建設を


もくろんでいます。


そして「核のゴミの問題はない」ということを売りにして


ソ連や韓国よりも有利に原発を輸出しようとしています。



歴史的な福井地裁判決!『電気か命か


「電力会社側は、原発の運転が電力の供給の安全性や


コストの低減につながると主張するが、


多くの人の生存にかかわる権利と電気代の問題を


並べて判断することは、法的に許されない。」


という、憲法をものさしにした歴史的な判決が出ています。


本当に、「お金より命、経済より命」です!!



モンジュと日本原子力協定「原発と戦争はつながっていた!★


1日5500万円の税金が投入され、


いまだに豆電球ひとつ点けられない高速増殖炉。


これがもし成功すると、1年間で原爆30発分のプルトニウムを


生産する能力を持っています。


そして、日本原子力協定でウラン濃縮も20%認められていて


日本はすでに原子力発電所を動かすことで、


プルトニウム型原爆もウラン型原爆も


すぐに造れる状態にあります。


だから再稼働しなくちゃならないワケです。


日本の原発は海岸線に多くあり、


しかも米軍基地の75%がある沖縄にはひとつもない。


この事からも、アメリカは日本を守るために基地を


日本に置いているんじゃないと分かります。



日本の安全保障は


「原発をなくすこと!」


ではないでしょうか! \(*`∧´)/











   



「放射線を浴びたX年後」上映会へ向けてΣ(=°ω°=;ノ)ノ

4月下旬から5月上旬にニューヨークで


核不拡散条約再検討会議が開かれました。


これに合わせて「地球上から核兵器廃絶を」と願う人々が


ニューヨークに集まりました。


高知からも職員と組合員さんの2名が参加しました。


5年に一度の大きな世界の平和活動。


「ニューヨークに行く2名だけでなく、各自が関心や関わりを


持っていくことで、問題意識の共有をしていけないだろうか!」


という若い看護師の提案で、


この3月4月5月に様々な活動を行っていきました。


そして職員だけでなく、


看護学生たちも一緒に学ぶことができました。


では、ひとつずつ紹介をしますにひひ



【病院全体が写真展】


3月初め、高知生協病院の外来フロアや病棟で写真展を


行いました。



写真の提供は


元職員の岡村啓佐氏


「高知の被爆者」写真集


を在職中に出版。





その後も「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニそしてフクシマ」をテーマに


撮影しながら活動していらっしゃいます。



たくさんの職員が


展示作業に参加


しました。




















病院全体が写真展です。



ベテランスタッフの提案で


病院職員や入院患者さん


からも


「反原発・反原爆・


フクシマへのメッセージ」を


書いてもらおうよ!


という事になり用紙を

配ってまわりました。


机を囲んでワイワイ


と思いを語りながら


書きました。



この写真展を皮切りに、


・岡村氏を講師に呼んで学習講演会開催


・看護学生が平和だな~っと感じる写真展開催


・「放射線を浴びたX年後」上映会開催


これら1連の活動につながっていきました。(つづく・・・)

やっと、4月に入りますよ~(^∇^)


2015年4月1日


ちょっと小雨の降る日でした。


高校生が体験に来た頃には、まだ咲いていなかった桜が

満開になり、


6人の新入職員を


迎えました祝









薬剤師1名


看護師4名


事務1名


合計6名ですパチパチ





歓迎のあいさつがつづきます。


まず

【高知医療生協理事長から・・・】


  社会情勢が非常に厳しい中、医療・介護の現場も非常に


  厳しい状態です。


  高知医療生協は事業所を中心に県下55000人の組合員に


  支えられて地域での様々な要求にこたえて社会的役割を


  はたしています。


  創立50周年も近づき、生協病院開院30周年を迎えます。


  人で言えば働き盛りです。


  そういう中でみなさんの若い力に大きな期待がかかって


  います。


  明日に向かって頑張ってほしいです。


  県下の組合員さんは、地域に呼びかけて、


  お互いの健康を気遣い、健康づくりを行っています。


  高齢化の進む中で最期まで安心して暮らし続けられる


  ように、医療生協の役割は広がっています。


  人と人とのつながりの中で、健康をバックボーンとして


  職員・組合員・地域がともに


  「健康をつくる。平和をつくる。輝く明日をつくる。」


  この理念で全国で活動しています。


  みなさんには、悔いのない青春・人生を送っていただきたい。


  「生協で働いてよかった。」という人生を送ってほしい。


  仲間とともに、職場を作っていってほしい。


  なにより健康で!



次は

【専務理事からひとこと・・・】


  他の医療機関とはちがう、地域を変える生活を含めた


  大きな仕事を医療生協はしています。


  そういうところで働くんだ、という誇りを持って、


  先輩方と頑張っていってほしいです。



そして

【副院長から・・・】


  人生これからが勝負です。


  医療の現場はとてもやりがいのある場です。


  でも、本当に色々ある。


  くじけそうな時も多々あります。


  しかし、それは医療の現場だけではないです。


  乗り越えていくしかないです。


  でも決してひとりではありません。


  必ず仲間がいます。


  仲間たちと励まし合いながら頑張っていきましょう!



こうして、歓迎とお祝いと期待のこもった挨拶に


新人職員代表で事務職員が


「何もわからない私たちですが、ご指導をよろしく

                      お願いします。」


とあいさつをかえして・・・



各自


辞令をもらい


ました。









さあ!


今日から社会人!


高知医療生協の


希望の星となって


頑張っていきます!



(*^o^)乂(^-^*)(ノ^^)八(^^ )ノo(^^o)(o^^)oo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

ではでは急いで・・・思い出②


恒例の春企画で、晴れて合格した医系学生さんや


国家試験を合格して高知生協病院に就職する方たち


のお祝いをする会をやりました!


後輩の看護学生たち


看護師をめざす高校生


医療生協の組合員さん


そして職員


みんなで「おめでとう!」y’sクラッカー



医師や総師長から


ひとりひとりに花束と


激励の言葉が


贈られましたはなたば





そして「おめでとう学習講演」です!


今回は弁護士の先生に来ていただいて


『患者さんの権利に配慮した医療サービス』というテーマで


お話しをしていただきました。


かいつまんでご紹介します。


医療に弁護士が関わるのは、ちょっと不幸な事が起こった場面


 医療事故ですね。


 医療は「患者さんの健康を守る、命と身体を守る」仕事なので


 最悪な結果になる事もあります。


★医療訴訟が起きるプロセス

  その時患者さんご家族は医療関係者に何を求めるのか?


   まず、「どうしてこんな事故が起きたのか?何が原因か?」


  を聴かれます。


  そして謝罪も受けた…


  次は今後二度と事故が起きないようにどのようにしていくのか?


  最後はこの損害をどうやって償ってくれるのか?


  こんな話が順番に出てくる。


★どうすれば紛争を防げるのか?

 

   最終的には「日々のコニュミケーション」


   これにつきます!


   もうひとつ「インフォームドコンセント」をきちっとやっておく。

   

     ▽おそらく日々の現場ではすごく大変な事。

      簡単なら誰でもやっている。


     しかし、患者さんはプロではなくシロウトであり

      医療者に対してものすごく期待し

      非日常の場所で不安を抱えています。


     だから、もし結果が患者さんの期待通りにならなくても

      そういう事をきちっとやっていれば紛争にはならない。


★紛争を起こさないためにコミュニケーションをとりなさい、という

  のは、本末転倒なのかもしれません。

  要は、医療従事者中心じゃなくて、

      患者さんの立場に立ってください、という事です。



★患者さんは


ひとりの人間です。


では、どんな


権利を持って


いるのでしょう?

◎【医療福祉生協いのちの章典】から

    「患者の権利」「私たちの権利」を見ていきましょう!


 まず、

「日本国憲法の基本理念である”主権在民の立場に立ち”

 憲法13条・9条.25条を実現するために、

 健康分野の具体化である健康の自己主権を確立します。」

                       と宣言しています。


★憲法とは、

  私たち国民に義務を課したものではなく、

  国家権力(国会・内閣・裁判所など)に対して

  「国民の権利を守りなさいよ。」という事を定めたものです。


この憲法を根拠として


〈自己決定に関する権利〉

  患者さんは自分で医療を受けるか受けないか

  決める権利がある。


  だから医療従事者はシロウトである患者さんに十分

  理解できるように説明する事が、

  この患者さんの権利を守るために必要になってきます。


〈自己情報のコントロールに関する権利〉

  医療情報は個人情報の中で最も秘密にしたい情報です。


  患者さんは、それを守られる権利がある。当然です。


〈安全・安心な医療・介護に関する権利〉

  患者さんは治療の対象・物じゃなくて、ひとつの人格を持った

  人ですから、当然の権利です。


〈アクセスに関する権利〉

  患者さんは貧富の差、住んでいる場所などに関わらず

  平等に医療を受けられる権利があるはずです。


  でも現実はそこまでいっていない。

  少しでも最低限度の生活を保障できるように

  差を縮める努力を・・・・やっていくと、宣言しています。


(〈参加と共同〉というのもあります。)



何度も言うけど、


憲法というのは、人として当然に色んな権利を持っていると。


「患者さんの権利に配慮する」っていうのは


言ってみれば当然のこと。大変だけど・・・。


患者さんの権利に配慮して


きちっと医療行為を行っていれば


事故のない安心・安全な医療提供ができる。


患者さんは元気を取り戻し


皆さんも医療従事者として大変だけど


結果として、いいことずくめ!


やはり、おざなりなことをしてしまう、


患者さんをものとして見るような対応をしてしまうと、


要は、紛争になります・・・という事です。



みなさんは、人から評価され感謝される社会的に大事な


医療のプロになろうとしています。


だから努力が必要です。


でも、その努力に見合う以上の


充実感が得られる職業です。



何年か後に、患者さんを物として見ている自分にハッと


気づいた時に、


僕の話を思い出してくれたら嬉しいです。』




これから医療の現場に出る方たちは


「患者さんの立場に立つ」とか


「患者さんの権利を守る」とかいう事は、


先生のおっしゃったように「当然の事」と思っているんだけど


実際の現場では、これはなかなか大変な事だと


実感しているのは職員だったのかもしれません。


そういう意味では、お互いに良い学習ができたと思います!



この後


大交流会で


ふなっし~ラジオ体操


や、ゆびスマ対決


などで盛り上がり、



優勝者の表彰や


この日参加した高校生にも


花束を贈呈して


春の一日が終了しました♡音譜


3月23日から26日に高知生協病院で、


高校生1日看護体験を行いました。


春の気配はするけど、桜もつぼみを堅く閉じたままの


肌寒い4日間でした。


いつも、看護師希望者だけでなく、

他職種の体験者も来てもらって、とにかく大勢で


やっていましたが、


なにしろ年度末で、実技をするにも会場がなく


その他いろいろと困難で


この春は看護師希望者に限定して行いました。


参加高校6校から46人の参加でした。




まずは実技


★「包帯法」



いかにも看護師さん


らしい実技でしょ!


色んな装着方法を


教えてもらいました。





〈高校生は・・・〉


包帯の種類や巻き方

 がたくさんあって

 驚きました!


部活で活用できる!


看護師さんが丁寧に

  教えてくれて嬉しかった!




看護師さんに「上手~!」と褒めてもらって嬉しかった!


三角布は肩で止めてあげると首に重みが伝わりにくくて楽だと分かった。


包帯を巻きながらコミュニケーションが大事だと分かりました!


相手を思いやる事が大事だと思いました。

                        

この後病棟で・・














〈高校生は・・・〉

実際にやらせて いただいて緊張しました!

 患者さんは動くので、なかなかうまくできません

 でしたが、巻き終わるとにこにこ顔になってくれたので嬉しかった!


高校生よくガンバリましたね~ヾ(@°▽°@)ノ


★さらに病棟・外来で・・・



手浴をさせて

 もらったり

















足浴

させていただいたり













マッサージ



















処置見学


などなど・・・







そして

お散歩も♪












手術室

救急室なども!












〈高校生は・・・〉

患者さんを思う、思いやりが「すごいな!」という事が一番

 印象に残りました。


 小さな事簡単な動作でも、患者さんが安心できるように

 リラックスできるようにと、配慮されて「すごい!」と思いました。


声に出してしゃべる事が出来ない患者さんが、

 「ありがとう」と口パクで言ってくれた時、

 看護師はとても便りにされていると思い感動しました!

 「ありがとう」が聞ける看護師という仕事は

 本当にすばらしいと思いました。


〈外来・手術室体験では・・・〉

注射器や手術室の器具などテレビで見る道具の本物を

 見たり触ったりできて、とてもいい経験になりました。


内視鏡も色んな種類があって驚きました!


エンゼルメイクってはじめて知りました。


患者さんの見えないところまで、準備していて看護師の

 仕事の奥深さが分かりました。


どの場所も一番に患者さんの気持ちになって考えていて

 すごいと思いました。


〈看護師について・・・〉

看護師さんがフレンドリーだったので嬉しかった。


担当してくれた看護師さんがとても優しくて

 こんな雰囲気なんだな、と感じました。


生協病院の看護師さんたちは、とても明るくて

 面白い方々だな、と思い、私もこんな看護師さ

 んになりたいな、と思いました。


〈高知生協病院に来て思ったことは・・・〉

健康であるために、病気になるのを防ぐためにある病院

 である、というのがすごく魅力的だな~と思いました。


健康を第一に考えて組合でつくっれていて、

 地域で支え合って出来ている病院ということが分かりました。

 

地域に寄り添う医療に魅力を感じました。

患者さんも看護師さんもその他の人達みんな優しくて

 タメになる話がたくさん聞けました。

 体験に来てよかった~!



かわいい笑顔の高校生。えがぉ


みんなまじめで一途に看護師をめざして


実際に看護師の忙しさや大変さを見聞きしたけど


それでも、「夢」は看護師!


ゆるがない、変わらない希望をもって


頑張っていってほしい。


本当に、ずっと応援しています頑張れ


また、夏休みに会いましょう!ヾ(@^▽^@)ノ

そこでさらに学習を深めてみました!


『自民党改憲案』を見てみると


さあ!大変!たいへん



講師は


健診センターの


事務職員で


大変分かりやすく


ひも解いてくれました。





『自民党改憲案』には


「天皇をいただく国家である」

との文言が入り、


「国旗国歌を尊重し」


「国民が憲法を尊重する

       義務を負う」


となっています。


『前文』には


 〈不戦平和の誓い〉と〈平和的生存権〉は削除され


 〈国土防衛規定〉と〈社会保障は自助・共助で〉となっています。



さらに〈戦争放棄〉の項目を変え


 〈内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する〉と書いています。



国連の認めない戦争への参加も可能になり


秘密保護法で国民の「知る権利」も奪い


軍法会議を設置する。


緊急事態法で緊急事態になった際は


一時的に国民の人権を停止できる


とされています。


家族条項でも「社会保障の基本は家族」と憲法で謳い


首相の権限強化


改憲手続きの緩和」などで


どんどん憲法を変えようとしています。



さて、「自民党改憲案」に賛成か?反対か?


もし、憲法が変えられたら


私たちの生活はどうなるのでしょうか?


グループに分かれて


徹底(?)討論!










・テロなどの脅威もあり、何かあった時被害を最小限に止められるかも・・・


という意見もあったものの


・戦争になってしまう

・将来子どもたちが戦争にいかなくてはならなくなる。


との危機感を圧倒的多数の人が感じました。


そのほか


・人権が奪われる

・自由がなくなる

・社会保障制度が後退する。

・「国」と「国民」の立場が逆転してしまう。

・貧困が拡大する。


など活発な意見交換をしました('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)



職員と学生さんが一緒に「憲法」を学び


自分たちの生活や看護・医療について考えた


はじめての機会でした音譜