所在地 京都府京都市東山区小松町587
山号 -
宗派 臨済宗建仁寺派
本尊 観音菩薩
創建 室町時代
開基 蘭洲良芳
雪村友梅が一時居たと云う建仁寺の境外塔頭です。
祇園のメインストリート花見小路。
初音小路を西へ。
当初はこの辺りに清住院があったと云う。
通りを西へ進むと清住院に突き当たる。
清住院の開基は蘭洲良芳(1305−84年)。
天文年間(1532−55年)に火災に遭い焼失。
承応2年(1653年)に茂源紹柏(1599−1667)が再興した。
開基の蘭州は康安元年(1361年)12月、将軍足利義詮が後光厳天皇を奉じて近江に逃れたとき、その四歳の嗣子義満をかくまい、衣中に隠して播磨の赤松則祐にまで届けたことで知られる。
(建仁寺HPより)
残念ながら門は閉まっていて中へ入ることが出来ませんでした。
明治6年に旧境内地にあった建物は祇園甲部歌舞練場として改装され、替地として現境内地へ移転したと云う。
敷地の南側は駐車場になっている。
塀の隙間から見える寺院は廃屋のようだった。
このまま無くなってしまうのだろうか?
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