東急東横線 渋谷駅跡 その1 | 三日月の館

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平成25年(2013)3月16日、東急東横線と東京メトロ副都心線が直結。
それに伴い、東急東横線代官山駅から渋谷駅の間が地下化。
廃止区間の半年後を見に行って来ました。
まずは、代官山駅から。

中目黒から代官山トンネルを抜けてやって来た電車。
ここまでは変わらず。

ここから徐々に地下へ。

地上時代のホームとどこが変わったかな?

かつてのホームとの差がわかった!

渋谷駅からやって来た電車。
今後は地下から出てくるような景色になるのかな?
と、思ったがそうでは無かった…

渋谷1号踏切があった所がトンネルの出口でした。

先へ進む。

渋谷1号踏切跡へ。

踏切跡に残る線路。

渋谷1号踏切跡から代官山方面を覗く。
ここから地下。

渋谷方面を見る。
まだ、線路と架線柱が残っていました。

渋谷方面へ進む。

撤去された鉄橋。

JR山手線、埼京線と立体交差していた鉄橋。

鉄橋は撤去工事中。
間もなく無くなってしまうのだろう。

鉄橋を渡る電車を下から撮ろうと思ったがピントが合わなかった所。
今では懐かしい思い出。

JRを跨いだ東横線は渋谷清掃工場の所でカーブ。

渋谷川沿いに渋谷駅へ向かっていた線路。

並木橋の方から見る。

八幡通りを跨ぐ東横線の鉄橋は既に撤去されていた。

徒歩橋付近から見る。
この辺りは高架を取り壊して、広場や遊歩道のあるオアシス空間にするらしい。

東横線渋谷駅方面を見る。
まだ線路が残っている所があった。

八幡橋から徒歩橋の方を見る。

JR渋谷駅新南口付近から見た東横線鉄橋。

遠くに見えた渋谷城跡に建つ金王八幡宮。

高架下の路地裏。

高架が途切れている所は貨物ホーム跡だった。

稲荷橋から渋谷駅跡南端を見る。

渋谷川と東横線廃線跡。

望遠で。

東急東横線渋谷駅跡到着!

かまぼこ型の屋根が特徴だった。

昨年開業した渋谷ヒカリエへ。

ヒカリエから東横線渋谷駅跡を見下ろす。

望遠で。

同時に無くなる東急百貨店東横店東館。

ヒカリエから駅跡へ向かう途中で覗きこむ。

線路は無くなっているが、ホームはまだありました。

正面口跡。

改札口があった所。

南口跡。

廃線後半年経った東急東横線渋谷駅跡。
あと数か月で跡形もなく無くなってしまうのだろう。

 

(おまけ)

 

再びヒカリエへ。

地下化された東急東横線渋谷駅。

吹き抜けになっていて、地下5階にある線路が見下ろせる。

地宙船だそうです。

【地下深くに浮遊する都市文化の創造拠点=地宙船】

新しい渋谷駅は、現在の渋谷駅の東側、明治通りの下にあたります。
線路を含み地下4層に及ぶ巨大なコンクリートのトンネルの中に、私たちが「地宙船」と呼んでいる長さ約80m、幅24mの長楕円球を駅空間として挿入しました。
「地宙船」は中央に設けた巨大な吹抜けで、ホームにあたる最下層とダイナミックに交差します。
このプロジェクトを特徴付ける「吹抜け」と「地宙船」は、自然換気やその曲面壁を利用した気流の制御、放射冷房システムにより、環境負荷の低減に貢献した設備設計を可能とし、ダイナミックな空間計画のみならず、先進的な環境対策をあわせもつ計画になっています。
文化を創造する街「渋谷」にふさわしい玄関口として、シンボリックな駅空間と、地球環境への配慮を含んだ最先端の駅として、世界中から人が集まり感動が生まれる場所を目指しています。

東急電鉄

 

地宙船は優れた換気システムだそうです。

【自然の力による換気システム】

三層にわたって構築した楕円形の吹き抜けと地宙船の殻は開放感のあるデザインに加え、自然換気を効果的に機能させる役割を担っています。
列車から排出される熱い空気は楕円形の吹き抜けを上昇し東急文化会館跡地部分に設けられる「空堀(からほり)」状の地下空間を介して外に排出され駅構内の温度上昇を抑制します。
同時に外からの空気を取り込み換気が行われます。
自然換気による環境負荷低減効果がはかれます。

東急電鉄

 

地宙船の殻。

中にエスカレータがあります。

下りて行きます。

人通りの少ない地下4階。

地下4階から吹き抜けを見る。

地下5階のホーム。
クーラーベンチが設置されている。

島式ホーム2面4線でかつてのターミナル駅の面影はないが、ここで折り返す電車がある。

あまりに複雑な構造の為、降りる気がしなくなった。

最近はもっぱら通過して新宿まで行ってしまう渋谷駅でした。