龍安寺(京都市右京区) | 三日月の館

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所在地  京都市右京区龍安寺御陵下町13
山号   大雲山
宗派   臨済宗妙心寺派
本尊   釈迦如来
創建   宝徳2年(1450)
開基   細川勝元、義天玄承(開山)

 

お寺より庭が有名な龍安寺。
京都を巡るツアーや修学旅行なら必ず立ち寄る人気のスポット。
初めて、龍安寺をゆっくり観てきました。
最寄駅は京福電鉄北野線龍安寺駅です。

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駅前の道を北へ。
かつては、この辺りも龍安寺の境内だったと云う。

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「北 龍安寺 南 妙心寺」の碑。
龍安寺は妙心寺の塔頭寺院でもある。

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ここを西へ。

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いっぱい石碑が建っていました。
「右 等持院 左 龍安寺」

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この辺りは名所が隣接しています。

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ここを北へ。

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龍安寺山には天皇稜がいっぱいあるのですね。

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ここから境内に入る。

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参道は、途中道路に寸断される。

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「名勝 龍安寺庭園」の碑。

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山門。
ここから有料。

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まず、全景図。
天気が良すぎると反って見にくい。

世界遺産に指定されています。

鏡容池。
龍安寺が建立される前、この地が徳大寺家の別荘であった頃からあり、貴族が龍頭の船を浮かべて、歌舞音曲を楽しんだと云う。

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三笑橋。

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龍安寺垣の向こうに道標があった。
「みぎ 京のみち ひだり ふしみの道]かな?

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本堂(方丈)へ向かう。

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龍安寺垣と参道。

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説明板。

庫裡から中へ入る。

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大きな屏風がお出迎え。

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方丈。
もとの方丈が火災で失われた後、塔頭寺院の西源院の方丈を移築したもので、慶長11年(1606)に織田信長の弟、信包が建てたものと云う。

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皐月鶴翁が昭和28年に描いた、龍の襖絵。

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いよいよ石庭。
まず絵図で勉強。
左から、5個、2個、3個、2個、3個、計15個の石が白砂の中に並んでいる。

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ミニチュアの石庭。
これは、目の不自由な人の為に龍安寺が造ったもの。
手で触って石庭を鑑賞出来るようになっている。
素晴らしいですね。

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そしていよいよ石庭を観る。
狭いような、広いような。
意外にもカメラに全部が納まらない。

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左側の5個の石。

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2個と3個の石。

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後ろの油土塀がいいですね。
今日はシダレザクラが満開でさらに良かったです。

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右側の3個(重複)、2個、3個の石。

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この庭を観て、石の容や配置からいろいろ哲学的なことが語られるようですが、良く解らなかった…
何となく落ち着いた気持ちになりました。
最後にもう一回。
今日は、白砂の模様が薄かったような気がしました。
気のせいかな?

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方丈の西には仏殿があるが、立ち入り禁止だった。

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知足の蹲踞(つくばい)。
中央の水穴を口に見立てると、周りの四文字が「吾唯足知」(われ、ただ足るを知る)と読める。
その意味合いから石庭の石が「一度に14個しか見ることができない」ことを「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という戒めでもあると云われる。
な~るほど。

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最後に御朱印。

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やっぱり、「龍安寺」よりも「石庭」の方が有名でした。

 

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