荒子城(尾張国) | 三日月の館

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登城日 2010年 6月20日(日)曇
難易度 ☆
場所   名古屋市中川区荒子4丁目

 

前田利家の居城と云う。

 

最寄駅はあおなみ線荒子駅です。

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駅前に、前田利家公初陣の像が建っています。

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像の隣りには、前田家から贈られた成巽閣の梅の木が植えられていました。

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荒子城へ向かいます。
荒子駅の南側一帯には、小城という地名があります。

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小城の西に荒子観音寺があります。

 

所在地  名古屋市中川区荒子町字宮窓138
山号   浄海山
宗派   天台宗
本尊   聖観音
創建   伝・天平元年(729)
開基   伝・泰澄

 

山門。

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裏から見る

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東側に鐘楼と、

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六角堂がある。

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西側に多宝塔。

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この多宝塔は国の重要文化財。

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本堂でお参り。
この寺は、前田利家の菩提寺だったと云う。

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毎月第二土曜日には円空仏が拝観出来るという。
今日はその日では無かったので、残念ながら見れず。

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本堂から、山門と多宝塔を見る。

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東隣には、荒子観音寺の守護神である神明社がある。

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ここから、西南200mのところに、前田利家生誕地があるという。

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まず、真直ぐ南へ進む。
突当たりで振り返る。
この辺りはかつて門前町として賑わっていたそうです。

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前田利家生誕地へは、突当たりを右へ進む。

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ここを左へ曲がると蓮徳寺がある。

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ちょっと南へ進むと、的場町という地名があります。
城っぽくなってきました。

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突当たりに戻って右へ進み、細い路地を進んで行くと、天満天神宮があります。
アーク引越しセンターの西隣りです。

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ここが荒子城跡と云う。

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【荒子城跡】
天文年間(1532~55)前田利昌の築城と伝えられている。
その子利久、同じく利家、利家の子利長が相継いで居城した。
天正3年(1575)利家が越中国府中(福井県越前市)に、同9年に利長も同地に移るにおよび廃城となったとされている。
『尾陽雑記』『古城志』などによると、この城は東西約68m南北約50mあり、一重堀を巡らしていたとある。
名古屋市教育委員会

より詳しい説明。

天満天神宮の由来。

荒子の馬の塔と馬道具の由来。

手水舎。

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参道と社殿。

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社殿脇にある、前田利家生誕地を示す碑。

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その脇にあった碑。
前田利家の生誕地であることが書かれているようだが、全部漢字で読む気がしなかった。

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生誕地は前田城との説もあります。
しかし、旗まで作って立ててしまった…

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隣りは権現公園。
地名以外に城跡らしきものは見つけられませんでした。

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ちょっと北西にいった所にあった橋?
六田池付近。
(周辺には、塔堂屋敷、大和ヶ池、念仏池などという興味深い地名が残っています。)

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堀跡かな?

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近くの荒子小学校。
体育館の緞帳には前田利家の初陣の様子が描かれているそうです。

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帰りは市営地下鉄東山線高畑駅から帰りました。
こちらの方が、本当は荒子城に近いです。

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しかし、改札まで長かったです。

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荒子駅から高畑駅まで約600mですが、ちょっとした歴史散歩が出来ます。