場所 兵庫県姫路市梅ヶ谷
播磨十水 |
後醍醐天皇が喉を潤したという。
JR姫路駅前から神姫バス姫路獨協大学行き又は大寿台行きに乗り、平野南口バス停下車。
西へ少し登った所に梅ヶ谷地蔵尊があります。
手水舎。
地蔵尊にお参り。
座高60cmの延命地蔵尊を中央に、右に子授地蔵尊、左に知恵地蔵尊が並び、その周りを小さなお地蔵様が取り囲む。
悲願成就の地蔵として、今もお参りが絶えないという。
(実際、何組か参拝者が出入りしていました。)
さて、梅ヶ谷地蔵尊境内に御所清水があります。
境内にある由緒記を抜粋すると、
【御所の清水】
梅ヶ谷地蔵尊の清水は播磨十水中の最たるもので、摩訶不思議な霊泉として広く世に知られ、こんこんと湧き出る清水はいかなる干天の時といえども枯れることなく、また大雨、長雨にも溢れることの無い湧水です。
元弘3年(1333)、後醍醐天皇隠岐島より御遷幸の途次、西国の霊場・書写山円教寺に御参拝を仰せられ、山陽道より書写山への道すがらこの地に御駐輦遊ばし此処より眺める風景を愛でながら、この湧水に渇きを癒し給われ、この水の持つ特別の風味にいたくご満悦あそばされ、以来この水を御所の清水(一説には御駐輦あそばされたことから輿所の清水とも呼ばれたが、のちに御所の清水に転じたと)と呼ぶようになった由緒ある霊水です。
この付近一帯では余命且夕に迫る病人はこの水を求めて口にするや甘露、甘露と打ちうなずき、その表情たるやまことに満ち足りた相好が見受けられたと伝えられております。
茶人は遠く京都・大阪より他に比類なき好適の水として大いに珍重されたとか。
梅ヶ谷地蔵尊の清水は播磨十水中の最たるもので、摩訶不思議な霊泉として広く世に知られ、こんこんと湧き出る清水はいかなる干天の時といえども枯れることなく、また大雨、長雨にも溢れることの無い湧水です。
元弘3年(1333)、後醍醐天皇隠岐島より御遷幸の途次、西国の霊場・書写山円教寺に御参拝を仰せられ、山陽道より書写山への道すがらこの地に御駐輦遊ばし此処より眺める風景を愛でながら、この湧水に渇きを癒し給われ、この水の持つ特別の風味にいたくご満悦あそばされ、以来この水を御所の清水(一説には御駐輦あそばされたことから輿所の清水とも呼ばれたが、のちに御所の清水に転じたと)と呼ぶようになった由緒ある霊水です。
この付近一帯では余命且夕に迫る病人はこの水を求めて口にするや甘露、甘露と打ちうなずき、その表情たるやまことに満ち足りた相好が見受けられたと伝えられております。
茶人は遠く京都・大阪より他に比類なき好適の水として大いに珍重されたとか。
御所の清水を覗いてみる。
甘露な味わいだったとか。
しかし、近年悪質ないたずらが多発し飲用不可。
また飲めなかった
後醍醐天皇が書寫山圓教寺へ参詣時に立ち寄ったと云う、御所清水を後にしました。