東福寺 その1(京都市東山区) | 三日月の館

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所在地  京都市東山区本町15丁目778番地
山号   慧日山
宗派   臨済宗東福寺派
本尊   釈迦如来
創建   嘉禎2年(1236)
開基   九条道家

 

九条兼実の墓がある寺です。

 

最寄駅はJR・京阪東福寺駅。
九条通を東へ。
東福寺石碑のある道へ左折。

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正面に塔頭退耕庵。
安国寺恵瓊が再興。
豊臣秀吉の死後、石田三成と宇喜多秀家が関ヶ原の戦いの謀議を行った場所とも。
通常非公開。

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訪れたのは晩秋。
もみじがきれいだった。

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同聚院。
東福寺の寺地一帯は、平安時代中期に藤原忠平が法性寺を建立した場所で、寛弘3年(1006)藤原道長が40歳の賀に当たって五大明王を安置する五大堂を境内に造営した。
法性寺は鎌倉時代初期には衰微し、跡地に九条道家が東福寺を建立した。
同聚院には五大明王のうち不動明王坐像が安置されており、国の重要文化財に指定されている。

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東福寺月下門。
亀山天皇が京都御所の月華門を下賜したものと伝わる。
国の重要文化財。

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早朝にやって来たのですが、すでに臥雲橋は人でいっぱいでした。

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そして、これを見に来たのです。
臥雲橋から見た通天橋。
紅葉もピークを少し越えた感じ。
ちょっと遅かったかな。

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日下門へ続く塀。

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季節外れの桜も咲いていました。

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境内の西側にある日下門。
通常はこの門から入る。

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境内南へ廻る。
勅使門。

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六波羅門から入る。
この六波羅門は北条氏の六波羅政庁にあったものを移したと伝えられており、国の重要文化財に指定されている。

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三門。
国宝に指定されている。

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その裏に本堂。
(大き過ぎてきれいに撮れなかった…リベンジします。)

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本堂の瓦。
「東福寺」と書いてあります。
この本堂は昭和9年(1934)に再建されたもの。

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ここから有料。
通天橋へ。

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通天橋は凄い人でした。

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この辺りの紅葉は見事。
だから立ち止まるので混雑していたのでしょう。

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横から。

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庭から。

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通天橋から見た臥雲橋。

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通天橋から見た方丈通天台。

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通天橋を渡った奥にある開山堂。

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水鉢にたまったもみじ。

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足元を見ると…
何だ?

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この方もお地蔵さんでしょうか?

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開山堂は国の重要文化財に指定されている。

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開山堂の西隣は普門院。
こちらも国の重要文化財に指定されている。

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市松の砂紋がとてもきれい。

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開山堂の西にある愛染堂。
南北朝時代に建築。
万寿寺より移築された。
国の重要文化財。

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通天橋を見る。

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洗玉潤を渡って方丈へ向かう。

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庫裡から入る。
また別料金。

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南庭と大方丈。

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砂紋による荒海に蓬莢・方丈・瀛洲(えいじゅう)、壺梁(こうりょう)の四島に見立てた巨石を並べている。
唐門は明治に昭憲皇太后の寄進されたもので、恩賜門と呼ばれる。

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井田市松模様の西庭。

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小市松模様の北庭。

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東庭。
重要文化財の東司の柱石の余石を北斗七星に見立てている。

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これらの庭は昭和14年に重森三玲により作庭され、八相の庭と命名されている。
庫裡の奥にある塔頭龍吟庵へ向かいます。

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その2へ)

 

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