富沢館(陸前国) | 三日月の館

三日月の館

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登城日 2017年 6月18日(月)曇
難易度 ☆
場所   宮城県仙台市太白区富沢字舘

 

消滅しかけている中世城館です。

 

最寄駅は仙台市地下鉄南北線富沢駅。

駅周辺にも遺跡がいっぱい。

付近の散策地図。

駅から笊川沿いを西へ進み、杉の下橋を渡る。

笊川。

富沢館の堀の役目をしていた。

今は公園のように整備されているが、往時は曲がりくねっていたそうです。

橋を渡った所のバス停。

ここが富沢館の東北隅。

遺跡見学会の資料。

この辺りが大手。

行ってみると凹んでいる。

外堀跡。

住宅地との高低差が解る。

埋め立てられてしまうのだろう。

富沢館外堀東南隅付近。

どんどん埋め立てられていく。

南から見る。

東南隅から西を見る。

外堀跡を西へ。

北を見る。

無くなっていく凹み。

少し西へ進んで馬場の方を見る。

この辺りの外堀は広い。

馬場への道。

外堀を見る。南側の外堀の真ん中ぐらい。

東を見る。

どんどん埋められていく…

西を見る。

外堀跡を西へ進む。

この辺りの字は「館ノ前」。

少し西へ進む。

堀跡に沿って道がくねっていたハズだが…

北を見る。

外堀跡見納め。

散策地図には富沢館の西南隅付近に熊野社があると書いてあったが無かった。

富沢館外堀を西から望む。

熊野橋。

神社は無くなってしまったが…

熊野社への道を振り返る。

搦手から主郭の方へ進む。

この辺りが外堀の西側かな。

主郭北側の道も工事中。

主郭の西側、西館の曲輪を道路が南北に貫通。

おっ、土塁が見える!

主郭を北西から見る。

内堀跡。

消滅しかけている主郭へ。

主郭西側の残存土塁。

ついこの間まで林だったようだ。

主郭を西側土塁から望む。

土塁をもう一度見る。

何だか良く解らない感じになってしまった。

主郭もこの通り。

どんどん整地して宅地化している。

土塁を南側から見る。

南側の窪地。

真っ直ぐなりすぎているが内堀跡。

土地の記憶が無くなっていく…

馬場の方へ道が出来ていました。

少し進んで振り返る。

この辺りが主郭の中心だった。

馬場の方から主郭を見る。

ここに主郭の虎口があった。

主郭の東側に馬場があったようだ。

主郭の北側を東から見る。

東側の内堀跡。

大手口の外堀跡。

南側を見る。

北側を見る。

外堀跡の北東隅付近を見る。

北側の外堀跡。

反対側から見る。

この辺りで河川改修で消滅。

グーグルマップの2016年の航空写真。

yahoo地図の航空写真。

その後しばらくして見たら更新されてここまで整地されてしまった。

縁も所縁も無いこの地にわざわざ新幹線に乗ってどうして行ったのだろう?

最後に呼んでいたのかも知れない。

今はもう消滅してしまったかもしれない富沢館でした。

 

(おまけ)

 

せっかくなので、地底の森ミュージアムにも行ってみた。

氷河期の森。

地底の森。

世界的にも貴重な遺跡だそうです。

富沢の地はそのままにして欲しかった。