1日の終わりを見届けたら

 

<波戸岬に訪れる夜>

 

宴の開始。

 

<ビールで乾杯♪>

 

ご飯が炊けるまで

 

<いつものほったらかし炊飯>

 

マルチグリドルでチビチビ焼きながらよろしくやります。

 

<魚も食べたいけどお肉も食べたい>

 

ご飯が炊けたら、お刺身を乗っけて海鮮丼に。

 

<海鮮丼>

 

ぶつ切りを詰め合わせたお買い得品だけど、ぷりっぷりでうンま~♪

〆には呼子名物のいかしゅうまいを。

 

<ラージメスティンでいかしゅうまい>

 

ふわっふわのスケトウダラのすり身にイカの切り身が入っていて、噛むとイカの風味が口いっぱいに広がります。ラブラブ タレがなくても素材の旨味と甘味で十分いける。グッ

 

食後はお酒を片手にまったりタイム。

 

<レモンハイに唐津レモンを添えて>

 

しばし星を眺めたりしていましたが、日中20度近くあった気温はぐっと下がり14度に。焚火が燃え尽きたところで、早々にテントに潜り込みました。そろそろ暖をとるための焚火になってきましたね。

 

明けて翌朝。

 

<波戸岬の朝>

 

気温は8度。普通に寝られたけど、春~秋用シュラフを使うのも今回までかな?

 

<コールマンの封筒型シュラフとカインズのブランケット>

 

朝食を食べ、一休みしてから撤収開始。

 

<代り映えのない朝食>

 

テントを片付けようとしたら、大事なロッジにネコのお〇っこが・・・!ガーン

犯人は昨晩車の下でニャーニャー鳴いてたアイツだな・・・

 

<晩にニャーニャー鳴いてたコ>

 

L22サイトは彼(彼女?)の縄張りなのかもしれません?

 

気を取り直して片付け再開。(テントは除菌ティッシュで丹念に拭き上げました。)

午前10時半、波戸岬キャンプ場を後にしました。(その節はお世話になり、ありがとうございました ニコニコ

 

<ありがとう、サイト!>

 

波戸岬キャンプ場のチェックアウトは11時なのですが、少し早めに出立したのは行ってみたい場所があったから。国道204号線を南下し、

 

<コスモス畑に癒される>

 

<突如現れる巨大風車>

 

向った先はいろは島展望台。

 

<いろは島展望台>

 

いろは島は玄海国定公園の一角を占める、伊万里湾に浮かぶ大小48ほどの島々の総称です。いろは48文字にちなんで空海(弘法大師)が名付けたといわれ、青い海とその中に浮かぶ緑の島々の美しさに、弘法大師も筆を投げたと伝えられています。

 

<いろは島展望台駐車場>

 

駐車場に車を止め、遊歩道入口に鎮座する石祠に手を合わせてから

 

<左:生目八幡大神、右:金毘羅神社>

 

<石祠の後ろにそそり立つ大樹>

 

案内標識に従い展望台へと歩きます。

木々の間から垣間見える伊万里湾、絶景の予感しかない。

 

<木々の間から見える伊万里湾>

 

ワクワクしながら展望台を上ると―

 

<スロープ付きのやさしい展望台>

 

わっ、すごい・・・!びっくり

 

<展望台からの眺望>

 

逆光になって上手く撮れなかったのですが、海が本当に青くって。穏やかな伊万里湾に大小様々な島々が浮かぶ様は、壮大ながらなんともやさしい。

いろは島の風景は時間帯によって変わるそうで、特に夕日に染まる黄金の海と島の情景は格別だとか。いつか見てみたいなぁ。照れラブラブ

 

<国民宿舎に泊まれば見られる?(展望台にある案内板より)>

 

案内板によると、目の前の大きな島が昨年春に訪ねた福島の模様。

 

【そういえば、福島からもいろは島が見えていました】

 

こちらも桜の木が多いから、春は桜とのコラボがきれいだろうな。できればそのとき再訪したいものです。にっこり

 

<桜の季節に訪ねたいいろは島展望台>

 

いろは島展望台からさらに南下し伊万里方面へ。相方の希望で、お昼は伊万里ちゃんぽんをいただきます。

 

<ちどり伊万里ちゃんぽん>

 

伊万里ちゃんぽんは井手ちゃんぽんの姉弟店だそうで。(初代井手精市郎氏の息子さんが2代目として開いたのが「井手ちゃんぽん」、2代目のお姉さんが開いたのが「伊万里ちゃんぽん」らしい)言われてみると似ているような。。。

 

<伊万里ちゃんぽん>

 

濃厚ながらまろみのあるスープ。並盛なのにお野菜盛り盛りで、お腹いっぱいになってしまいました。餃子もジューシーでおいしかったです。よだれ(写真撮るの忘れたー、痛恨!)

 

<ゾンビランドサガRのアイキャッチにも登場した伊万里ちゃんぽん>

 

七ツ釜にいろは島と今回は海を大満喫。お天気にも恵まれて(風は強かったけどあせる)最高の海キャンプでした。ピンクハート

 

・波戸岬キャンプ場:佐賀県唐津市鎮西町名護屋7324 HP

・いろは島展望台:佐賀県唐津市肥前町満越

・ちどり伊万里ちゃんぽん:佐賀県伊万里市大坪町丙2075

今回お世話になるのは「波戸岬キャンプ場」さん。

 

<波戸岬キャンプ場(奥に見えるのが管理棟)>

 

昨年6月に訪ねて以来、4度目の訪問です。

入り江を望むNorthエリアにあるL18サイトを予約していたのですが、

 

【お気に入りの入り江サイト】

 

この日波戸岬の風速は7~8m。

スタッフさんのお話によると、今回のような北からの風の場合、上のサイト(South&Eastエリア)より下(Northエリア)の方が風が強いそうで。

「1度現地を見て難しいようでしたらサイトの変更も可能ですよ。」とスタッフさん。お言葉に甘え、比較的風の影響が少ないEastエリアのL22サイトに変更させていただきました。(その節はありがとうございました)

 

<L22サイト(サイトNoが記された杭はAC電源)>

 

奥まったサイトですが、この日はキャンパーさんが少なかったので海は十分見えました。ニコニコ

 

<L22から見た感じ(屋根付きの施設は炊事棟)>

 

すぐ近くに炊事棟もあるので、なかなか便利。

 

<炊事棟内にある灰捨て場>

 

<同じく炊事棟に置いてある芝生保護用の耐熱煉瓦>

 

サイトから下ったところにトイレがあるのですが―

 

<前方の四角い建物がサニタリー棟>

 

わっ、リニューアルされてサニタリー棟になってる!びっくり

棟の前面にシンクと足洗い場。

 

<温水が出るシンク(ありがたい♪)>

 

<コンロも洗える足洗い場>

 

入口は扉付きなので、トイレ内に虫の大群が入ってくる心配もない。

 

<ピカピカの洗面台>

 

<トイレは温座でウォシュレット>

 

1年を通じて快適に使えそうですね。にっこり

 

<現在は管理棟前中央広場のトイレが改修工事中>

 

さて、設営に取り掛かりましょう!

今回のテントは久しぶりのオーナーロッジ。

 

<ogawaのオーナーロッジ52R T/Cにレクタタープを連結>

 

かわいいうえ、広さも220cm×300cmあって快適♪

フライシートの後ろ(キャノピー)を跳ね上げてもいいのだけど、タープで広々リビングを演出してみました。

設営後の甘味は、呼子名物の甘夏ゼリー。

 

<設営後の甘味タイム>

 

つるんとした食感と甘夏の甘酸っぱさが絶妙。ラブラブ

10月末ということで、テーブルにはカボチャランタンを置いてみました。(笑)

 

<やっつけハロウィン>

 

一休みしてから場内を散策。

本来テントから堪能するはずだった入り江を眺めてから

 

<静かな入り江(中央に見えるのは馬渡島)>

 

波戸岬を望む展望所へ。

 

<波戸岬を望む展望所(奥に見えるのが波戸岬)>

 

正面に馬渡島、右手に波戸岬。辺りは草原状になっていて、この開放感がたまらない♪ わたしが大好きな場所です。ピンクハート

展望を存分に楽しんだ後入り江に戻り、L15サイト横から伸びる細道を上って

 

<L15サイトが砂利サイトになってた!>

 

もうひとつの展望所へ。

 

<L15サイトから上った展望所>

 

ここから先ほど行った展望所が見えます。

 

<もうひとつの展望所からの眺望>

 

木々に囲まれあまり解放感はないけれど、こちらからの眺望もなかなかです。にっこり

 

そのまま細道を進みサニタリー棟に出たら、一般サイトを突っ切って海岸に。

 

<一般サイトの先に広がる海岸>

 

磯だまりに何かいないかな?

上手に隠れて(擬態して)いるけど、小さなエビと魚を見つけましたよ。ニコニコ

 

<2匹いるの、わかりますか?> 

 

<答え:黄色い円の中にエビと魚>

 

「カニはいないかな?」夢中で遊んでいたら、いつの間にか陽が傾いていて・・・

10月も末になり、だいぶ日も短くなりました。

 

<海にできた光の道>

 

「そろそろ夕食の準備をしないとな。」テントに戻り、お米を浸水させてからシャワー棟へ。

 

<シャワー室>

 

シャワーは300円で10分。ボディソープにシャンプー、リンス、ドライヤーもあって便利です。

 

<シャワー棟内の洗面台>

 

シャワー室を出ると、窓から赤い光が差し込んでいて―

 

「はっ、しまった・・・!」

 

外に飛び出し、急いでスマホカメラを構えます。

 

<波戸岬の夕陽>

 

これが見たくて波戸岬に来たようなものですからね。見られてよかった。ピンクハート

水平線に沈む夕陽。

昼と夜が溶け合う瞬間はなんとも美しく、ただただ見入っていました。

 

―後編に続く

 

・波戸岬キャンプ場:佐賀県唐津市鎮西町名護屋7324 HP

「1年に1度は海鮮・・・もとい、 海キャンがしたい!」ということで、10月29日(水)~10月30日(木)波戸岬に出かけてきました。

時間に余裕があるので一般道(一部有料道利用)で、ゆるゆると唐津に向かいます。

 

<県道48号線にて。色付いた銀杏の葉に秋を感じる>

 

<小城市で見かけたマックのラッピングバス(そうなんだ~)>

 

<厳木多久有料道から見た船山>

 

唐津に入ったらまずは買い出し。

 

<JAからつ直売所唐津うまかもん市場>

 

いつも食材は事前に購入しているのですが、今回は海の幸を満喫したいのでこちらで調達。これまで何度もお世話になっている「唐津うまかもん市場」さん。魚だけでなく、お肉もお野菜もイキがいいのが揃っているので目移りしてしまいます。よだれ

 

買物が済んだら松浦河畔公園へ。

 

<松浦川を望む松浦河畔公園>

 

前回の波戸岬キャンプに続き、今回もこちらでお昼をいただきます。見晴らしはいいし、東屋もあるし、駐車場にはトイレと自販機もあるので、お弁当をいただくのに丁度良くてお気に入りです。にっこり(ちなみに下画像、右下に写るのはカインズのウェットティッシュ。こんなに小さくて7枚入♪)

 

<最近ハマっているバリューのサンドイッチ>

 

お腹が落ち着いたところでキャンプ場に向かいます。

が、まだチェックインまで時間があるのでちょっと寄り道。唐津市街地を走り抜け、

 

<右手に見える唐津城>

 

国道204号線へ。この唐房バイパスから波戸岬に続く約20kmの道は「ルート・グランブルー」と呼ばれる絶景のドライブコース。

 

<国道204号唐房(とうぼう)バイパス(ルート・グランブルー)>

 

「ルート・グランブルー」の名は、世界的ダイバー・ジャック・マイヨールが愛した唐津の海に由来するとか。(幼少期唐津の海で泳いだことが、ダイバーとしての原点だそう。)深みのあるブルーの海、この日は晴天とあって空と溶け合うような青のグラデーションが素晴らしくて、思わず歓声を上げてしまいました。飛び出すハート

 

海沿いルートを快走し、やって来たのは七ツ釜。

 

<玄海国定公園七ツ釜>

 

七ツ釜は玄界灘の荒波に浸食されてできた景勝地で、国の天然記念物にも指定されています。

海食洞をめぐる遊覧船も運行されているのですが(土日祝、荒天時は中止)、展望所から見ることも可能。七ツ釜駐車場に車を止め、

 

<七ツ釜駐車場>

 

遊歩道で展望所を目指します。

 

<遊歩道入口>

 

遊歩道はこんもりと木々が茂り、いい雰囲気♪ 木々の間から時折見える青い海に早くもテンションUpです。アップ

 

<木々の間から見える海>

 

しばらく進むと視界が開け、目の前に玄界灘を望む広々とした草原が。

 

<芝生園地>

 

うひょーっ、爽快っ!爆  笑飛び出すハート

近くには屋根付きの休憩所とトイレもあって、ここでお弁当食べてもよかったな~。

 

<海と草原を望む休憩所>

 

<トイレ>

 

草原の先は岩が露出しており、七ツ釜を構成する玄武岩を間近で見ることができます。

 

<ががら瀬>

 

柱のように規則正しく並ぶ柱状節理。溶岩が冷えて固まる際に収縮し発生するものだそうですが、なるほど、見事な六角形ですね。

 

<規則正しく並ぶ柱状節理>

 

その険しい岩場に佇むのは乙姫大明神さま。

 

<乙姫大明神>

 

海の安全を見守っておられるのでしょうか。わたし達も手を合わせてから先に進みました。

 

<ががら瀬から進んだところにある黒瀬鼻>

 

<残念ながら黒瀬鼻は立ち入り禁止>

 

黒瀬鼻を遠望し、七ツ釜展望所へ。

遠目ながら、断崖に深く穿たれた洞窟がハッキリ見て取れます。

 

<七ツ釜>

 

七ツ釜の名はその洞窟が7つ並ぶことに由来しており、洞窟は最大のもので間口3m、奥行きは110mあるそう。

 

<洞窟ズーム>

 

これが自然にできたものとは・・・!

この日は波が高いこともあって迫力満点、改めて自然の驚異を実感しました。

 

七ツ釜の反対側には「象の鼻」と呼ばれる奇岩石が。

 

<七ツ釜展望所から見える像の鼻>

 

確かに、象が伏せているように見える!爆笑

よく見ると象の頭辺りにも展望所がある模様。というわけで、次に象の鼻展望所へ。

 

<象の鼻展望所>

 

七ツ釜展望所から見たとき象の手(前足?)に見えたこの岩も、近くで見ると象っぽいな・・・

 

<もう一頭象さん?!>

 

それにしても、ががら瀬で縦に並んでいた柱状節理がここでは横向きになっている。

 

<横向きなっている六角柱>

 

「一体どんな地殻変動があったんだろう。」そう思うと地球のエネルギーが感じられるよう。

 

<象の鼻展望所から玄界灘を望む>

 

象の鼻展望所から土器崎神社へ。

 

<土器崎神社鳥居>

 

岬の北端に鎮座する土器崎神社は、その昔神功皇后が三韓出兵の際土器に酒を注ぎ海神をお祀りになったと伝えられる場所だそうで。

 

<神功皇后を祀る土器崎神社>

 

「古事記」ファンかねしとしては、どうしても訪ねておきたかった。指差し

今回七ツ釜を訪ねたのも、こちらが主目的だったりします。(笑)

 

<拝殿後ろにある本殿と石の祠>

 

でも風景は素晴らしいし、遊歩道を歩くのも気持ち良いし。七ツ釜がこんな場所だったとは、思いがけず楽しいお散歩ができてよかったです。ピンクハート

 

<土器崎神社の先にある景勝地・平瀬>

 

できれば「めがね岩」も見てみたかったのだけど、ここでタイムアップ。

「クジラの碑」を見てから(かつてここに鯨見張場所があったらしい)、キャンプ場へと向かいました。

 

<捕鯨の様子を伝えるクジラの碑>

 

―中編に続く

 

・七ツ釜:佐賀県唐津市屋形石

・唐津うまかもん市場:佐賀県唐津市久里1961-2 HP

・松浦河畔公園:佐賀県唐津市原1774-1