5月17日(水)、所用で北九州へ行ったので日峯神社にお参りしました。
<日峯神社>
前回訪ねたときは桜が満開でしたが、
<日峯神社の桜(3月29日撮影)>
すっかり青葉に覆われていました。
<日峯神社境内>
眩しい新緑と美しい花手水に心洗われて
<花手水>
神殿へと進みます。
<日峯神社御社殿>
こちらの神社を知ったのはほんの偶然だったのですが
【初参拝は今年の3月9日】
本当に素敵な神社で、今回で訪ねるのは3度目。
今年2月から北九州に通って(という頻度でもないけど)いましたがそれも終わりになるので、今後しばらくは伺えないかと思うとさみしくて・・・
幸い参拝者はわたし達だけ。ゆっくり心ゆくまでお参りさせていただきました。
思いのほか用事が早く済んだので芦屋町まで足を伸ばすことに。(←ただでは起きない) 訪ねた先は「夏井ヶ浜はまゆう公園」。
<夏井ヶ浜はまゆう公園>
芦屋町の北端に位置する夏井ヶ浜ははまゆうの群生地で、こちらはその群生地に隣接する海浜公園。広々とした園内を突き進むと
<公園内の遊歩道>
<早くも色づき始めたアジサイ>
目の前に響灘が広がります。
<視界に広がる響灘>
実に壮観な眺めですが、夕日は特に美しいそうで。
「そういう所には大体あるよな・・・」と思ったら、やっぱりあった!
<響愛の鐘>
夏井ヶ浜はまゆう公園は福岡県内で3番目に認定された「恋人の聖地」で
<恋人の聖地>
この「響愛の鐘」は響灘の「響」と「愛」から名付けられ、永遠の愛を誓う鐘の音が響灘に「響きあう」という意味が込められているのだとか。
そばには南京錠(愛鍵)を掛けることができるモニュメント・インフィニティラブと手動オルゴールもあります。
<左:インフィニティラブ、右:オルゴール>
愛鍵は駐車場にある自販機で入手可能。
オルゴールは側面にハンドルが2つあることから2人で回して音を奏でるものと思われますが、相方が一人でシャカリキに回していました。(←協力する気全くなし) ちなみに曲は「やさしさに包まれたなら」でした。(←やさしさの欠片もなし)
展望台から眺めるだけでも十分素晴らしいのですが、これほどの青さ。やっぱり近くで見てみたい♪
辺りを見回すと「響愛の鐘」の左手に階段が。
<海へと伸びる階段>
これで海そばまで下りられそうです。
<海辺に咲いていたハマボッス>
階段を下りきると、うわーっ、絶景!
<海岸>
右手は小さいながら白浜が、左手は千畳敷のような岩場になっています。
<岩場>
驚くほど澄んだ海、
<驚くほどの透明度>
岩の先端に立つとこの広大な景色を独り占めしているようで気分爽快!
<岩の先端に立ち響灘を堪能>
中年オヤジが無邪気にはしゃぐ気持ちもわからなくもない。(笑)
<解放感に浸る相方>
海の美しさについ目を奪われますがこの辺りは不思議な形や色をした岩も多く、このマーブル模様、どこかで見たような・・・
<オレンジ色したマーブル模様の岩壁>
そうだ!絵島だ!
夏井ヶ浜は芦屋群層の地層がよく観察される場所のひとつで、化石も見られるとか。浜にはメノウや貝殻も打ち上げられるそうです。
磯遊びをひとしきり楽しんで、はまゆう群生地へ。
<途中に設けられている休憩スポット>
夏井ヶ浜のはまゆう自生群落は九州本土では北限にあることから、県の天然記念物に指定されています。
<はまゆう自生群落>
はまゆう(ヒガンバナ科ハナオモト)は南方の原産で、こちらのはまゆうは暖流に乗って漂着繁殖したものだとか。
開花時期が7月~8月ということで花は見られなかったのですが、
<はまゆう>
一面に白い花が咲く光景は青い海に映え、さぞかし美しいでしょうね。
<はまゆうの花(野島神社にて2022年7月撮影)>
最後にもう一度響灘の展望を目に焼き付け、夏井ヶ浜を後にしました。
<はまゆう自生地からの展望>
さて、この日のランチはまたもや「銀河のチャンポン」の「カツのせ焼きそば」。
<「銀河のチャンポン」のカツのせ焼きそば>
んー、やっぱりうンまい!
相方は今回「銀河のチャンポン」を選択。
<同店の「銀河のチャンポン」>
ちょっと味見させてもらったのですが、あっさりスープでこちらもおいしかったです。
* * * * *
これまで田舎者のわたしには北九州はちょっと怖いイメージがあったのですが、おいしいものがたくさんあるし、
<折尾名物かしわめし>
<かしわめしオープン>
史跡や歴史的建造物など見所もいっぱい、とても魅力的な街でした。
<ニッカウヰスキー門司工場の赤煉瓦倉庫>
神武東征の伝承地もありますし、
<実は訪ねていた岡田宮(このお話はまた後日)>
落ち着いたらまたじっくり巡りたいなぁと思います。