4月22日(土)、好天に誘われくじゅう(大分県九重連山周辺エリア)にある長者原に出かけました。
<阿蘇くじゅう国立公園・長者原>
長者原ビジターセンター近くの駐車場に車を止め、タデ原湿原を歩きます。
<タデ原湿原の散策路と長者原ビジターセンター(右の赤い屋根)>
タデ原湿原は標高1000mにある、山岳地に形成された中間湿原としては国内最大級の湿原で、国際的にも重要な湿地としてラムサール条約にも登録されています。
<タデ原湿原>
ほんのり黒ずんで見えるのは野焼きの跡。
<根本に残る野焼きの跡>
湿原の生態系は移ろいやすく、人の手が入らなければ湿原はブッシュに覆われ森林化してしまうそうで。この豊かな湿原植生を守るため、毎年3月~4月、地域の人々の努力で野焼きが続けられているのです。
今年は3月11日~12日にかけて行われたとのことですが、わずが1ヶ月ちょっとでこんなに芽吹くなんて、植物ってたくましいなぁ。
九重連山の雄大な山容と、
<左:三俣山、中:硫黄山、右:星生山>
可憐な山野草が楽しめるタデ原湿原。雄大な景色を眺めつつ、足元にも目を凝らします。と、所々ピンクに染まった箇所が。
<サクラソウの群生地>
サクラソウです。
<サクラソウ>
実はこの花狙いで今回くじゅう行きを決めた次第でして。いや~、出会えて感激です。
他にもリュウキンカ、
<リュウキンカ>
ハルリンドウ、ミツバツチグリ、
<左:ハルリンドウ、右:ミツバツチグリ>
キスミレが見られて大満足です。
<キスミレ>
くじゅうの春を満喫したら
<萌黄色に染まる山>
やまなみHWを南へ、産山方面に。
<なだらかな草原が広がるやまなみHW>
お昼に山水亭のオムライスをいただきます。
<山水亭のオムライス>
鳥インフルエンザの影響を心配するも、卵をふんだんに使ったふわふわオムライスは健在で。結構なボリュームながら、トマトの酸味が効いたピリ辛トマトソースでペロリと平らげちゃいました。(笑)
ランチの後は温泉へ。来た道を戻り、瀬の本から国道442号線で久住高原コテージに。
<久住高原コテージ>
北に九重連山、
<敷地内から見た九重連山(手前はキャンプ場)>
南に阿蘇五岳を望む好立地にある宿泊施設。
<温泉棟中庭から見た阿蘇山>
阿蘇山を一望する露天風呂が最高に気持ちいいのですが、まだちょっと時期的に早かったかな。(寒かった~)
昨年秋に訪ねた展望所に立ち寄り、
<国道442号線沿いの展望所より阿蘇五岳を望む>
<同じく、2022年11月5日撮影>
瀬の本高原の広大な風景を堪能してから
<展望所から見た瀬の本高原>
国道442号線を西へ。
<国道442号線>
この日は相方実家(大分県日田市)に泊まるので小国経由で帰ります。
―後編に続く。
おまけ
「野外劇場TAOの丘」近くにある無人の薪販売所。
<薪販売所>
秋キャン△のときに見て気になっていたのですが、一束500円は安い!
1箱もあって、こちらは1000円で軍手付き。親切だ~。(←お買い上げ)