前編からの続きです。

 

久住分れで一休みした後中岳へ。

 

<久住山と中岳の分岐点・久住分れ>

 

左手に煙を上げる硫黄山、

 

<ミヤマキリシマ越に硫黄山を見る>

 

正面にピンクに染まった三俣山と

 

<三俣山>

 

平治岳を見ながら進みます。

 

<平治岳>

 

間もなく噴火口跡・空池の縁に出ました。

 

<空池>

 

すり鉢状になった斜面を、こちらもミヤマキリシマが一面ピンク色に染め見事です。

 

<空池の斜面>

 

御池手前に来ると中岳と天狗ヶ城との分岐があります。せっかくなので天狗ヶ城~中岳と御池を周遊することに。分岐を直進し、天狗ヶ城西の斜面に取りつきます。

 

<天狗ヶ城西斜面>

 

やがて足元に御池が見えてきました。

 

<天狗ヶ城から見た御池>

 

空池と同じく噴火口跡なのですが、なぜこちらは水が貯まるのでしょうね?^^;

いずれにせよ、青々と水を湛えた山上の池はなんとも神秘的です。

 

久住分れを出発しておよそ30分で天狗ヶ城の頂に到着。

 

<天狗ヶ城頂上>

 

山頂からは三俣山、平治岳、大船山、

 

<左から三俣山、平治岳、大船山>

 

中岳、稲星山が見渡せます。

 

<左:中岳、右:稲星山>

 

平治岳からさらに遠方に目を凝らすと、双耳の峰・由布岳が見えました。

 

<平治岳の奥にうっすら由布岳が>

 

天気に恵まれた分、展望は抜群!

御池の青さも際立っているように思えます。

 

<ミヤマキリシマ越に御池を望む>

 

展望を楽しんだ後、北東斜面を下ります。

 

<下る途中で見た飛行機雲>

 

中岳へと続く尾根道まで下り天狗ヶ城を振り返って見たら、

 

「え?アレを下ってきたの・・・?」

 

ゴツゴツとした岩が目立ち、西側から見たのとは全然山容が違う・・・汗

最初に見てたら登る気力失せてたかもね。^^; ←ヘタレ

 

<尾根道からふり返って見た天狗ヶ城>

 

この時点で時刻は11:45。

本当は中岳登頂後御池のほとりで昼食を取る予定だったのですが、久し振りの山歩きとあって時間をとってしまった。あせる

 

「よく見るとこの辺りミヤマキリシマいっぱい咲いてていいな。ラブラブ

 

丁度いいのでここでお花見ランチをすることに。

 

<ミヤマキリシマを前に寛ぐかねし>

 

インスタントみそ汁とおにぎりだけど、山で食べると最高においしいです。*^^*

 

エネルギーをチャージしたところで中岳へ。

といっても、ここまで来ればその頂はもうすぐ。(10分くらい)

 

<間近に迫る中岳の頂>

 

岩場を慎重に登り、九州本土最高峰・中岳山頂に到着♪

 

<中岳山頂>

 

眼下には山上の湿原・坊ガツル、その側に優美な姿の平治岳と

 

<中岳山頂から坊ガツルと平治岳を望む>

 

鷹揚とした三俣山が悠然と構えています。

 

<三俣山を望む>

 

西に目を向けると久住山と、先ほど登った天狗ヶ城が。

 

<左:久住山、中央奥:星生山、右手前:天狗ヶ城、右奥:硫黄山>

 

九州の名だたる山を見渡す大パノラマは絶景です。アップ

 

九州本土最高地点の展望を満喫して下山します。

御池の縁を回り込むように進み久住分れへ。

 

<御池越に見た天狗ヶ城>

 

久住分れからは来た道を戻り、15:10、無事牧ノ戸峠登山口に到着しました。

 

<ミヤマキリシマに彩られた扇ヶ鼻>

 

久し振りの登山でしたが、梅雨入りしているとは思えない晴れ渡った空の下、満開のミヤマキリシマを楽しむことができ最高の山行になりました。音譜

山の神さまに感謝です。*^^*