10月、九州国立博物館で開催された「六郷満山展」を見に行ったとき、宇佐神宮(宇佐市)に「行幸会(ぎょうこうえ)」という神事があることを知った。(そのときの記事はこちら → 

 

<「六郷満山展」パンフ>

 

「行幸会」とは6年に1度行われる、ひとくちに言うと御神体の新旧交代。宇佐神宮に祀られていた古い御神体は若宮八幡宮(豊後高田市)から国東半島を横断し、奈多宮(杵築市)にたどり着くというー

 

<旧御神体・奈多宮の御神像(「六郷満山開山1300年」のポスターより)>

 

「これまで宇佐神宮には何度も訪ねているのに、そんな神事があるとは知らなかったなぁ。」と不思議に思ったら、それもそのはず。行幸会はあまりに多くの時間と経費がかかるため鎌倉時代に中断、江戸時代に復活するもそれを最後に現在まで行われていないという幻の神事だったのだ。

 

気になったのでその後調べたところ、御神像とはまた別に「薦枕」という神様の依代があって(これもまた行幸会で新旧交代する)その「薦枕」は大分県中津市にある薦神社の御神体・三角池(みすみいけ)に自生するマコモという植物から作られているらしい・・・

 

相方:「あれ?薦神社・・・? あ、オレ行ったことあるわ。」

 

なんでも相方が月に1、2度出向く仕事場がその近くにあるそうで、あるとき何ともなしにふらりと立ち寄ったのだと。

 

相方:「でも二日酔い明けだったからなぁ。池には気づかなかったなぁ・・・」

 

ああ、なんてもったいない・・・・°・(ノД`)・°・ (ってか罰当たりなヤツだなぁ。)

 

「これは改めてお参りに行くべし!」と、薦神社、宇佐神宮、奈多宮の三社を地図で確認したところ、面白いことに気付いた。

 

<三社の位置関係>

 

ほぼ一直線上にあるのだ。

 

「これは何か関係があるのか、ないのか・・・?」 もう好奇心が止まらない・・・!(笑)

 

こうして恒例の忘年会ツアーは国東に決定。泊まり先は湯の町別府だ♪

 

<別府の夜景(ホテルのお部屋から)>

 

温泉に浸かって、三社参りして・・・

体と心の垢を洗い流す「別府・国東忘年会ツアー」はじまりです♪

(2017年12月16日~12月17日)