兄の友達カッちゃんのR1に少しだけ乗せてもらいました。
マルチのリッターSSに乗るのは…MVアグスタF4に乗せてもらって以来…

あと乗らせてもらった事あるSSが、
1199パニガーレと1299sパニガーレ。
それとの比較になるので、だいぶ偏った感想になっているかもしれませんが…

さて、R1なんですが、
リアサスオーリンズになっていて、ハンドル、ステップも社外に交換してあり、セッティングをツーリングに合わせてある、との事でポジションはだいぶ楽になっていました。
本来はもっと前傾のキツイハンドルらしいです。
サスのおかげか?足付きも昔またがったR1より足が届く❗️(ありがたや〜)

カッちゃんは元整備士、年式は古いですが整備、清掃はよくされています。
この年式のR1でコンディションが良い物はなかなかないのではないかと思います。
それに乗れたのが良かった😄

レーサーは最新こそ最善!なので、どうしても型落ちはずさんになっていってしまいますので…

キャブ車ですが一発始動❗️

グリッピングすると当たり前ですが、
なんとまあ〜タコメーターの針の動きの速い事😅

1000ccというのはやっぱり違いますね…

逆シフトにしてある、との事なので、ギア間違えないように出発〜

…余談ですが、私乗った事あるSS、みんな逆シフトなんですよね😥

昔乗ってはいたのでなんとかなりますが…気をぬくと忘れるので、この馬力で間違えたらヤバイな…と緊張が抜けない笑

クラッチ繋いでそろそろとスタート。
う〜んとても乗りやすい❗️
マルチは大きくなってもマルチなんですね、普通に乗れる。

パニガーレのスタートはかなり気を使います…

低速で走ってるぶんには普通のバイク。
見た目に反してとても軽いし、とても素直。
こりゃ〜いいわ〜😍

ということで!ちょっとアクセル開けてみます。

まるでバイクや自分の重さが無いみたいに加速する…😳

上りも下りも関係ない!開けたら開けただけ走る❗️

でも、マルチの穏やかさは変わらないんだ…

2ストやツインみたいな唐突さはないのが驚きでした。

めっちゃ速いんですけど、穏やか。

なるほど!だからみんなSSマルチでも普通にツーリングしていられるのだな。。というのがわかりました。

私の感覚では乗ってたCB400SBをそのまま速くした感じ。CBが早回しで走ってる。そんな感じです。

パニガーレはドタドタドタドタ〜〜!とホントに暴れ馬みたいなバイクだったので…それはそれで楽しいのですけどね😅
乗ったら行くしかない!そんな感じでしたけど、R1はゆっくり穏やかに普通に乗る事が出来る❗️

回せば化け物、回さなければ400ネイキッドと大して変わらない。

それが凄いなと😳

コーナーリングもとても素直で唐突さは無い。今時のバイクらしくフロントからグイグイ曲がる感じです。

フロントからグイグイ曲がるので、リアが凄い長いバイクに感じる(ロンスイのTWみたいな感じ?実際R1はスイングアーム長いのですけど…)

フロントが向いた時点でバイクは曲がっていて、遠くにあるリアホイールが後から追いかけてくる感じ。

全長が長いバイク、というわけでも無いけど、乗ってると凄い長いバイクのように感じました。


エンジンは違えどコーナーリングの感触はとても3XVに似てる、というのが1番の感想です。

タイヤもアルファ14な事もあるのかもしれないけど、

こける気がしない笑

限界はとおーいとおーい所にあるんでしょうね〜


このR1の型番は4XV‼️

それを知った時、あー納得!な訳です。

2ストでもう作れないから、4ストでTZRを作ったんだなと🤣

僕はそう思っています。

サーキットではなく、ツイスティーロード最速‼️を歌って発売されたYZF R1

そのコンセプトが好きでした。

そして、街乗り〜渋滞も、峠も、高速も、あくまで一般道が主軸だということを念頭においたモデルだというのが当時の話でしたから(とても一般道では使っちゃいけない領域が沢山あるようにお見受けするのですがね…笑)

パワー、スピードは兎も角、それを抑えて走ってもちゃんと普通に走れる。だけど、開けたら変貌もする。

YZF R1が当時他のメーカーに与えた影響はとても大きかったのでは無いか?と思います。

リッターレーサーが普通に乗れる❗️

このバイクがしでかしてくれた事は、とても大きいんだろうなと…いい意味でも悪い意味でも…笑


そしてそれはやはり日本車だから出来た技術だったのでは無いかと思うのです。


F4はとても気持ちよいバイクでした。どんどんアクセル開けたくなる。開ければ開けるほどリアタイヤが路面に食いつきグングン加速してくれて、音もちょー良くて酔えるし、走ってる間は凄い楽しいバイク。
だけど、止まると足はつかないわ(私160しかないので当然なんですが…)出だしはちょっと神経質な感じだったり…

乗った以上は飛ばせ❗️そういう感じのバイクでした。

パニガーレも同じ。いや、もっと悪い笑
下の扱いにくさは昔のドゥカティからすればとても乗りやすいのかもしれませんが、楽に街乗り出来るか?と言われれば、絶対そんなことはない。。。



両者ともそこを切り捨ててでも、楽しい領域を大事にしているのかもしれません。そこがとても外車らしい。

改めて、日本車、国産車、というのは凄いなと思いました。

たぶんこういうことできるのは今でも日本だけだと思うからです。

でも、日本にいるからそれがわからない。
国産車より外車。値段もそうだし、ブランド志向もそう。私もブランドには惹かれるところあるし、気持ちはとてもわかります。

でも、外国の人からしたら、日本車は外車なわけで、
買うのは高いはず。
それでも日本車を支持してくれる外人さんはとても多く、バイクの世界に関しては、他の物ではあり得ないぐらい日本車という物を支持してくれていますよね。

実際贔屓目なしで見ても、国産四メーカーはそのまま世界トップ4メーカーと思っていいと思っています。
(.私は、です。BMWは?とかハーレーは?とか異論はあるかと思いますが…)

日本人はそれが余りにも近くにありすぎて、わからない部分が多々あるのだろうなと。

 R1から話しがそれちゃいましたが😅

元祖普通に乗れちゃうスーパーバイクは今乗ってもやっぱり凄いな。というお話でした。


最新 R1、乗って見たくなりました。