いやー、あちこち行ってはいるのですが、中々書けず。
今回の目的地は、ずっと行ってみたかった比叡山延暦寺。
長年京都に住んでいたのに、初。
行きかたを調べてみると、京都駅から直通のバスが出ている。
バスか・・・苦手だ。でも、電車で行くと乗り換えが何回もあって不安。
仕方なく、バスをチョイス。今回は息子づれなので、一時間以上バスに乗ってて、途中でトイレとか言われたらどうしようかと思ったけれど、杞憂でした。
何事もなく、酔うこともなく、延暦寺バスセンターに到着。まだ早い時間だったけれど、他に食事をとれるところがあるかわからないので、売店的なところでお昼ごはん。
延暦寺は、とにかく広い。広すぎて、境内の中を行き来するシャトルバスが走っているほど。
「東塔」「西塔」「横川」の三つのエリアに分かれているので、私たちは「東塔」エリアを拝観することに。
まずは、国宝殿で、初公開の仏像やらなんやらを堪能。
そして、大講堂→根本中堂と進むも、根本中堂は現在大改修中。
外観が見られないかわり、常なら天皇陛下しか出入りできない出入り口から出入りできると、何かで見たんだけど、本当なのかよくわからず。内部は撮影禁止ですが、修復中の屋根を見学できる足場が組まれており、そこから撮影することは可能。
でも、ここんとこ忙しくて疲れていた私は、元気に階段をのぼっていく息子についていけず、階下で座り込んで待機w
続く文殊楼も、とにかく階段が・・・がんばって登ったけど、死ぬかと思った。
登ったなら降りねばならず、まだまだ元気いっぱいの息子に、「グリコじゃんけん」をもちかけられる。
グーならグリコ、パーならパイナツプル、チョキならチヨコレイトといいながら進むアレね。
グー「グルコサミンは世田谷食品」
パー「パイナツプルの缶詰は病気のときこそおいしいよ」
チョキ「チョコレイトは森永がおすすめ」
と、オリジナル解釈でグイグイ進む大人げない私に、さるちゃん苦笑。
でも、うちの息子はそんな母の振る舞いになれているし、むしろ喜ぶ(・∀・)
大きなお寺は、塔頭寺院ごとだったり、お堂ごとにご朱印があるものだけど、延暦寺も例外でなく。宿坊である、延暦寺会館でもなぜか頂ける。
トイレをすませて、ご朱印を頂き、さあ行こう・・・と思ったけれど、カフェの眺めのよさとメニューに惹かれ、休憩することに。
ところで、干支ごとに、守護仏様がいらっしゃるのはご存知でしょうか。
延暦寺会館のカフェでは、その守護仏さまを表す梵字をカフェアートにしたカフェオレおよび抹茶オレが頂けるのです。
私はカフェオレ。
さるちゃんは抹茶オレ。
息子はアイスクリームw(量も多くて味もよし)
私の守護仏さまは「虚空蔵菩薩様」。こくぞうぼさつさま・・・。智恵を与えてくださるとか。
「歳三菩薩」がよかった。アートは「左三つ巴紋」で。萌えを与えてくださるに違いない。
ここから東塔に行き、エリアを回り終えても、時間はまだ14時。でも雨も降ってきたし、バスも一時間に一本とかだから、早めに帰ろう。ほかのエリアはまた来ようと決め、京都駅に戻ることに。
一時間以上バスに揺られるうち、足疲れもとれ、そうなるとこのまま帰るのはおしい気がして、京都駅近辺でどこかへ・・・と調べたところ。
ええっ、本光寺って、今、拝観できるのっ??しかも、ご朱印やってるやーーんっ。
本光寺は、伊東さんが絶命した場所です。門前ですが。
今までも拝観できたのかもしれないけど、私たちが訪れたときはいつも門が閉まってた。
京都駅から歩いていける距離なので、行ってきました!
そしてご朱印!
今回の旅のメインは、間違いなく延暦寺だったんだけど、本光寺の方がずっとずっと興奮した私は、やはり幕末女子なんだろうなー。
これで、カフェアートが歳三菩薩様の左三つ巴紋だったなら!←まだ言うw
興奮したまま駅まで戻り、パスタ食べて解散♪
いい一日でした。
おしまい