「晩夏の叡山で守護仏さまを知る」~延暦寺・本光寺~ | さらさの「粗野がーる」

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アメーバの携帯ゲーム「艶がーる」の主人公を、28歳・恋愛偏差値20の女性に置き換えた実験的小説を書いています。

あくまでフィクションなので、深く考えずに読んでください



超久々旅ろぐ。

いやー、あちこち行ってはいるのですが、中々書けず。


今回の目的地は、ずっと行ってみたかった比叡山延暦寺。

長年京都に住んでいたのに、初。


行きかたを調べてみると、京都駅から直通のバスが出ている。

バスか・・・苦手だ。でも、電車で行くと乗り換えが何回もあって不安。

仕方なく、バスをチョイス。今回は息子づれなので、一時間以上バスに乗ってて、途中でトイレとか言われたらどうしようかと思ったけれど、杞憂でした。


何事もなく、酔うこともなく、延暦寺バスセンターに到着。まだ早い時間だったけれど、他に食事をとれるところがあるかわからないので、売店的なところでお昼ごはん。



味はまあ・・・可もく不可もなく。

 

延暦寺は、とにかく広い。広すぎて、境内の中を行き来するシャトルバスが走っているほど。

「東塔」「西塔」「横川」の三つのエリアに分かれているので、私たちは「東塔」エリアを拝観することに。

まずは、国宝殿で、初公開の仏像やらなんやらを堪能。

そして、大講堂→根本中堂と進むも、根本中堂は現在大改修中。

外観が見られないかわり、常なら天皇陛下しか出入りできない出入り口から出入りできると、何かで見たんだけど、本当なのかよくわからず。内部は撮影禁止ですが、修復中の屋根を見学できる足場が組まれており、そこから撮影することは可能。

 

でも、ここんとこ忙しくて疲れていた私は、元気に階段をのぼっていく息子についていけず、階下で座り込んで待機w

 

続く文殊楼も、とにかく階段が・・・がんばって登ったけど、死ぬかと思った。


登ったなら降りねばならず、まだまだ元気いっぱいの息子に、「グリコじゃんけん」をもちかけられる。

グーならグリコ、パーならパイナツプル、チョキならチヨコレイトといいながら進むアレね。

 

グー「グルコサミンは世田谷食品」

パー「パイナツプルの缶詰は病気のときこそおいしいよ」

チョキ「チョコレイトは森永がおすすめ」

 

と、オリジナル解釈でグイグイ進む大人げない私に、さるちゃん苦笑。

でも、うちの息子はそんな母の振る舞いになれているし、むしろ喜ぶ(・∀・)

 

大きなお寺は、塔頭寺院ごとだったり、お堂ごとにご朱印があるものだけど、延暦寺も例外でなく。宿坊である、延暦寺会館でもなぜか頂ける。

トイレをすませて、ご朱印を頂き、さあ行こう・・・と思ったけれど、カフェの眺めのよさとメニューに惹かれ、休憩することに。

 

若干モヤってたけど、琵琶湖がきれい!

ところで、干支ごとに、守護仏様がいらっしゃるのはご存知でしょうか。

延暦寺会館のカフェでは、その守護仏さまを表す梵字をカフェアートにしたカフェオレおよび抹茶オレが頂けるのです。

 

私はカフェオレ。

さるちゃんは抹茶オレ。

息子はアイスクリームw(量も多くて味もよし)




私の守護仏さまは「虚空蔵菩薩様」。こくぞうぼさつさま・・・。智恵を与えてくださるとか。

「歳三菩薩」がよかった。アートは「左三つ巴紋」で。萌えを与えてくださるに違いない。

 

ここから東塔に行き、エリアを回り終えても、時間はまだ14時。でも雨も降ってきたし、バスも一時間に一本とかだから、早めに帰ろう。ほかのエリアはまた来ようと決め、京都駅に戻ることに。

 

一時間以上バスに揺られるうち、足疲れもとれ、そうなるとこのまま帰るのはおしい気がして、京都駅近辺でどこかへ・・・と調べたところ。

 

ええっ、本光寺って、今、拝観できるのっ??しかも、ご朱印やってるやーーんっ。

本光寺は、伊東さんが絶命した場所です。門前ですが。

今までも拝観できたのかもしれないけど、私たちが訪れたときはいつも門が閉まってた。

 

京都駅から歩いていける距離なので、行ってきました!



殉難の碑。

堂内。

伊東さんが絶命するとき、よりかかったという石柱・・・。

 

そしてご朱印!







今回の旅のメインは、間違いなく延暦寺だったんだけど、本光寺の方がずっとずっと興奮した私は、やはり幕末女子なんだろうなー。

これで、カフェアートが歳三菩薩様の左三つ巴紋だったなら!←まだ言うw


興奮したまま駅まで戻り、パスタ食べて解散♪




いい一日でした。


おしまい