徒然なるままに | さらさの「粗野がーる」

さらさの「粗野がーる」

アメーバの携帯ゲーム「艶がーる」の主人公を、28歳・恋愛偏差値20の女性に置き換えた実験的小説を書いています。

あくまでフィクションなので、深く考えずに読んでください

こんにちは。

本編改定を続けています。

土方さんとさくらの甘いシーンは、私的には割りとどうでもよくて(オイ

甘いシーンをつなげてるうちに、いつのまにか幕府が衰退して、新選組ともども京を離れることになりました・・・ってな風に書けてたらとっくに完結してたんだろうけどw


ご存知、粗野がは、さくらと土方さんの関係が主軸ではありますが、秋斉さんとの関係もまた重要なファクターです。

秋斉さんの内面を掘り下げるためには、どうしたって慶喜さんをも理解しておかなければなりません。


幕末政治の中心も中心、核心といってもいい位置にいた慶喜さんを理解しようとすれば、当時の政局について、絶えずつかんでいないといけません。

私がつかんでいればいいことで、読者さんには関係ないと言われればそれまでなのですが、これが意外と、きちんと把握したい層も多かったり。


なので、素人解釈ではありますが、ちょこっと解説しておきます。


八十九~九十話。

慶喜さんは、二条城前の宿舎から、中川宮邸へと騎馬ダッシュするところです。

理由は、中川宮が、薩摩島津から金をもらって、彼らに便宜を図っていたから。

 

当時の京には、慶喜さん、薩摩島津、越前福井松平、土佐山内、仙台伊達の五名が集い、従来とは違う政治のあり方を模索している最中でした。(※参与会議)

つまりは、この時点で慶喜さん個人の中には、幕藩体制を変えていく意思があったと思われます。

 

しかし、いまだ彼は将軍ではなく、幕閣から睨まれている一橋の当主に過ぎません。自身が確実に主導権を握れるならともかく、薩摩主導での変革などさせるわけにはいかなかったのです。

 

そこで、中川宮邸に酒かっくらって騎馬で乗りこみ、「此三人は天下の大愚物・天下の大奸物なるに何とて宮は御信用遊ばるゝか。大隅守(久光)へは御台所御任せなさるにより、余儀なく御随従にもあるべけれど、明日よりは某より差上ぐべければ、某へ御随従あらせらるべし。天下の後見職を三人の大愚物同様には御見透あるべからず。畢竟三人の遊説を御信用遊ばさるればこそ、今日の如き過誤を引出したるなれ」。


あー、超意訳、超まとめますと、中川宮に、「おまえ、薩摩にいくらもらってんだ」だとか、同席していた薩摩、福井、仙台藩主を指して「こいつら金メダル級のバカ共と俺を一緒にすんな」と大暴言を吐きました。

怒った島津は、薩摩に帰国。参与会議は瓦解。

 

・・・という、局面でございました。


これをきっかけにして、薩摩は幕府との協調路線から、朝廷を傀儡にした独自路線へと転換していくので、慶喜さんがヘタこいたとの意見もありますが、それは結果論。

ここで参与会議が続いていたら、最後の将軍は家茂さんだったかもしれない。つまりは、幕府はもって早くに滅んだかもしれない。

いつだって慶喜さんは、そのときそのときに必要だと思われる手を打ってきたのだ、と私は思います。


して、さくらの前を横切っていった慶喜さんは、さくらに気づいていたのかいないのか。

どっちでもいいんですが、もし気づいていたならば、「あーあ、バレちゃった」てなところでしょうか。


実は、のちほどわかることですが、彼、さくらに身分バレしたくもあったんです。

でも、こんな形でのバレは本意ではなかった。


薩摩と中川宮のせいじゃん、ムカつくわーー。


かーらーの、暴言増し増し・・・だったら面白いなー。


え、秋斉さん、なんですか?

八十九も九十話も、サブタイトルはわてやのに( )`ε´( )ノ


あ、そういやそうだったネ(・∀・)

 

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