先輩から学ぶ(動きや勢いなど) | 陸上競技クラブ オホーツクAC/キッズ監督 金子航太のブログ

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走幅跳が専門のアスリート「金子航太」が,毎日のいろいろ「ん?」って思ったことを,コーチの視点とアスリートの視点から綴ります.

先輩から学ぶ.

オホーツクキッズは小学生〜高校生,その上の社会人をいれると全ての世代のアスリートが所属をしています.

同世代での練習だけではなくて,たま〜に他世代で練習をする機会があるので,その際に「自分よりも遥かに競技力が上」のアスリートの動きを間近で見ることもでき,一緒に走って体感することもできます.

 

何よりも「他人」ではなく,直属の「先輩」なので,ただただ「すごいな」で終わらずに刺激をたくさん受けることができます.

今回はインターハイ(高校生の全国大会)に出場をする井田悠仁(110mH PB:15"24)と相馬可夏子(七種競技 PB:3945点)が小学生たちと走ってくれました.

 

悠仁と走る.

 

可夏子と走る.

面白いのがびっくりするぐらいに小学生たちの1台目までの勢いが変わったこと.

動きが大きく変わったとかではなく,勢いが変わりました.

速いアスリートの動きを見ることで自分の中での今までの「ハードル」の価値観が壊れて,全力で走ることの意味がわかったのだと思います.

 

オホーツクキッズの良さの一つで身近な先輩から学べるということはものすごく大きな武器です.

学校単位のチームになると卒業や進学のたびに先輩たちと関われる時間が夏休みや年末年始の帰省時のみになるので・・・.(それもありがたいですが)

 

改めて,身近な先輩から学ぶことのメリットを感じました.

今後も定期的に合同で練習をする時間をつくっていこうと思います.