先日のオホーツク陸上競技選手権.
その合間にオホーツク陸上競技協会から「特別指導者章」をいただきました.
2023年度のオホーツクキッズ出身アスリートの大活躍とこれまでの普及活動などを評価していただいて,受賞をすることができました.
実は,この「指導者章」をいただけたことは本当に本当に本当に嬉しいことですし,新たな陸上競技の価値観や考え方をどの陸上競技協会よりも早くオホーツク陸上競技協会が持っているということが証明された瞬間でもありました.
私自身は前々から「オホーツクキッズ」や「オホーツクAC」というチーム名で子ども達を参加させることにこだわりをもっていません.私が持っているこだわりは「小学生時代からオホーツクキッズで育った子ども達が陸上競技を通して競技者として人間として成長をしてくれること」です.
そのため,当たり前のように子ども達は各自の「所属学校名」で出場をしています.
今回,この「指導者章」をいただくきっかけになった北海道大会や全国規模の大会で活躍をした教え子達もほぼ全員が「オホーツクAC,オホーツクキッズ」の名前で出場をしてはいません.
そういった異なる所属名で出場をしているのではありますが,オホーツク陸上競技協会の皆様が「あの子はあのチームで陸上競技を学んでいる」と認知をしてくださり,指導者章に推薦をしていただき,受賞をすることができました.
今,全国ではクラブチームと学校で子ども達をの指導方針の違いや,互いに互いの愚痴や文句を言い合い,たくさんの問題がおこっています.互いのプライドや互いのやりたいことができなくなることや,2種類の指導者と関わっていると子ども達との信頼関係が築けなくなる・・・などが原因とされています.
そういった中でもこの北見市は全国でも珍しいクラブチームと部活動との共存が実現していると胸を張って言えます.
その結果が今回の私のようなクラブチームで学校には属さない人間に「指導者章」を与えていただいたことだと思っています.
まだまだ若造.
これからも子ども達のために全力で学んでいこうと思います.