全日本中学校通信陸上競技大会結果! | 陸上競技クラブ オホーツクAC/キッズ監督 金子航太のブログ

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走幅跳が専門のアスリート「金子航太」が,毎日のいろいろ「ん?」って思ったことを,コーチの視点とアスリートの視点から綴ります.

全日本中学校通信陸上競技大会.

全国へのチャレンジの大会.

北海道中学校陸上競技大会への最後の挑戦の大会.

中学生にとってはものすごく重要な大会です.

オホーツクキッズのJチーム(中学生)としても,北海道中学校大会前の,最も記録の狙える大会なので重要視しています.

2日間ともに快晴の中で絶好の追い風の中での試合になりました.

 

Jチームのメンバーは一生懸命に陸上競技をしてくれました.

一人ひとりが全力で陸上競技をする姿はやっぱりカッコ良い.

熱すぎる2日間を過ごさせてくれてありがとう.

 

2日間を振り返ると

 

まずはキャプテンの優飛の覚醒!

110mHで約0.6秒も自己ベストを更新をする素晴らしいパフォーマンス.

そしてライバルとの競り合いを制しての優勝.

「ハードルが怖い」と怯えていた弱い優飛はもういません.

スタートから1台目の積極性の高い突っ込みで優勝を確信してました.

オホーツクキッズJチーム,歴代のキャプテンの中で最も就任時に自信がなかったアスリートが立派なアスリートに成長をしてくれました.嬉しくて抱きついたのは初めて・・・感動のレースでした.

名前の通りに優しい良い男.

ゴール後自然と仲間に囲まれている姿,最高にカッコよかった.

 

砲丸投で鼓太郎と采子の中体連地区大会に続く,アベック優勝.

鼓太郎は改善点まだまだあり,采子は見事な自己ベスト更新で北海道ランキング1位を勝ち取りました.

内木一貴コーチ(砲丸投 PB:14m45)と本間勝人コーチ(砲丸投 PB:14m83)という北海道最強のコーチングスタッフの指導と二人の頑張りの成果です.試合中の「やるべきこと」が外から見ていてもよく分かる.素晴らしい試合時の過ごし方でした.

 

長距離チームでは1年生の大慎が800mで北海道大会進出!

基本的に1年生で北海道大会への出場権を得ることは後々の全国大会出場をするアスリートへの第一歩なのです.(女子の場合)

男子での1年生の北海道大会への出場権ゲットはオホーツクキッズ初の快挙.おめでとう!

井上陽介コーチ(800m PB:1分52秒66)との練習の成果ですね.これからが楽しみ.

 

四種競技チームは男女ともに優勝!

悠仁はおそらく北海道ランキング5位あたり,可夏子は北海道ランキング1位.

そして莉子は北海道ランキング5位あたりの2000点越え!

2021年の秋に発足した「四種競技チーム」.

私自身が初めての北海道大会優勝が三種競技Aだったのですごく思い入れのあるチームです.

ここまで順調には一切いっていません.書けば書くほど切りがないので省略します.

 

他にも書きたいのですが,キリがないのでここらへんにしておきます・・・.

優勝8個,入賞20個,自己ベスト多数.

北海道中学校陸上競技大会へは15名が出場を決定.(過去最多)

最高の教え子たちです.

 

ただ,その中で北海道中学校陸上競技大会への参加の権利を獲得できなかった競技者もいます.

足りない,届かなかったことには必ず理由がある.

理由のない記録,理由のない結果は陸上競技には存在しない.

我々コーチングスタッフも今までの活動を振り返り,必ず今回の結果をこれからに活かしていきます.

 

まだまだみんなの陸上競技は終わりじゃない.

次を見据えて,次を見て,頑張っていこう!

 

全員の結果を御覧ください.

 

【全日本中学校通信陸上競技大会結果】

Jチーム

松田優飛

110mH

予選16"14

決勝15"50 自己ベスト 優勝

100m

予選12"10 自己ベスト

準決勝12"02

決勝12"12 第8位

感動の成長ぶり!素晴らしいレースでした.

次は北海道大会で最高の走りをしよう!

 

岩崎鼓太郎

砲丸投 11m44 優勝

100m DNS

北海道大会へ向けて明確な課題を得ています.

何かが起きた時にどのように対処をして記録を伸ばしていくのか.

天才ではない.コツコツと積み上げて強くなってきた.

何をするべきか,考えていこう.毎日の練習を試合だと思って一本一本を大切にしていこう!

 

豊原隆介

棒高跳 3m40 第3位

110mH DNS

大記録達成前の準備期間.

北海道で唯一短助走のみの記録しか持っていません.

ここからの期間どこまでいけるか・・・頑張ろう!楽しみすぎる!

 

加藤遼太

走幅跳 5m88 第2位

100m

予選11"97 自己ベスト

準決勝11"81 自己ベスト

決勝12"00 第7位

試合中の修正力がついてきました.

数字はまだまだですが,内容としては良いものをはっきりとわかります.

さぁ北海道大会で勝負.楽しみ.

 

丸藤歩希

400m

予選56"85

決勝57"27 第2位

800m DNS

400mでは惜しくも北海道大会進出ならず・・・も,だからこそ800mに絞ることができる.

オホーツクキッズNO1の成長株.ここでもうひとのび.頑張ろう!

 

丹羽圭一郎

走幅跳 4m71

110mH 19"53 自己ベスト

連戦の自己ベスト更新.北海道大会進出はならなかったです.

でも,陸上競技に一生懸命な姿,直前のウォーミングアップでも動きに対して妥協を許さない追求心.

後輩達に間違いなく受け継がれています.頑張ったな.次に向けてまた頑張ろう!

 

手塚翔琉

走幅跳 5m74  第4位

数字としては自己ベストを出せずに終わりましたが,走幅跳選手として考えながら試合を運ぶことができつつあります.

一皮むけるチャンス.北海道大会の大跳躍に期待です.

 

伊藤榮音

走幅跳 5m67 自己ベスト 第6位

あと3cm.惜しくも北海道大会進出をすることはできませんでした.

完全に指導者の指導力不足.北海道大会に連れて行けずにごめんなさい.

何回でも言うけれども,榮音の力はこんなもんじゃない.北海道ジュニアに向けて頑張ろう.

必ず高みに連れて行きます.

 

杉山智亮

110mH DNS

ウォーミングアップ中の足底の違和感で欠場.

調子が上がってきただけに無念.北海道大会の自己ベスト大幅更新に向けて準備をしていきます!

 

白石大和

3000m 9分58秒12 第3位

1500m

予選4分42秒54

決勝4分35秒10 自己ベスト 第4位

1500mで自己ベストを更新.オホーツクのレベルの高い仲間と切磋琢磨して,

着実に成長をしてくれています.足の痛みもなくなってきて良い状況.

南部記念を足がかりに大幅自己記録更新を狙ってもらいます!

 

工藤龍祈

砲丸投 9m66 自己ベスト 第2位

※オホーツクキッズ歴代最高

1度は卒団をしたオホーツクキッズ.強くなるために自分の意志で戻ってきました.

全国へ通用をする逸材.本当の陸上競技を伝えていきます.

 

丸山翔生

走幅跳 4m56 自己ベスト

自己ベスト更新!

走りの面での成長が著しい.

秋の5mを目指して頑張ろう!

 

井田悠仁

四種競技 2050点 自己ベスト 優勝

(16"94-10m58-1m55-58"31)

100m

予選12"25 自己ベスト

準決勝12"21(追い風参考)

決勝12"28 第7位

※四種競技でオホーツクキッズ歴代最高記録を更新

シーズン前半は苦戦してましたが,ようやく眠っていた身体能力の高さを見せてくれました.

すべての種目がまだまだ通過点.北海道大会優勝に向けて頑張ろう!

 

本田櫂晴

四種競技 DNS

走幅跳 DNS

怪我のため,口惜しい欠場.

この悔しさをものにするのは自分自身.

身体改造計画は始動中・・・秋に向けてできることをしていこう!

 

西迫知希

棒高跳 3m00 自己ベスト 第5位

200m

予選26"41 自己ベスト

自己ベスト更新!弱点の助走が改善できつつあります.

・・・が,新たな弱点の走りが200mで見つかりました.

走りをベースに跳びを作っていきます.

 

中崎楽久

100m

予選12"78 自己ベスト

準決勝12"83

走幅跳 5m49 第8位

参加標準記録を春に突破しているものの,対象大会では跳べずに無念の地区大会敗戦.

この悔しさを秋の新人戦と新人全道にぶつけよう.力はある.力の出し方を覚えよう!

 

石田晴大

100m

予選12"01 自己ベスト

準決勝12"06

決勝12"06 第5位

200m

予選24"67 自己ベスト

準決勝24"67

決勝24"96 第8位

この大会は短距離のみでチャレンジ.

弱点が数多く見つかりました.

佐藤翔太コーチ(100m PB:11"21)と話し合いをして解決をしていこう.

 

安井一晴

1年100m

予選12"45 自己ベスト

準決勝12"47

決勝12"51 優勝

ノリにノッている一晴.

またもや優勝です.今は何も言うことなし.

このままガンガン自己ベストを更新していこう!

 

田村樹

110mH 24"42 自己ベスト

ハードルへのチャレンジ.よく頑張りました.

秋に向けて棒高跳を頑張ろう!

 

櫻井晴

110mH 21"02 自己ベスト

ハードルへのチャレンジ.タイムも初めてということを考えると好記録です.

中学1年はたくさんの種目にチャレンジをしていこう!

 

細井大慎

1年1500m 4分43秒71 第4位

800m

予選2分19秒67

決勝2分12秒20 自己ベスト 第3位

※北海道中学参加標準記録を突破

1年生としては見事な800mでの北海道大会進出.

格上の先輩たちの中でどのようなパフォーマンスをしてくれるのか・・・楽しみです.

 

福井花歩

走幅跳 4m86 優勝

100mH

予選15"75 自己ベスト

決勝15"77 第2位

ようやくでた15秒台!ずっと待ってました.

一回でたら,もう大丈夫.このまま一気に15秒台前半まで駆け上がろう!

 

田辺采子

砲丸投 11m49 自己ベスト 優勝

ジャベリックスロー 34m72 第2位

砲丸投は見事な自己ベスト更新.

自己ベストを続けていけば日本一にもいつかはなれる.

コツコツ少しずつ,自己ベストを積み上げていこう!

 

相馬可夏子

四種競技 2386点 自己ベスト 優勝

(15"51-1m33-10m45-28"23)

100mH

予選15"40 自己ベスト

決勝15"23 自己ベスト 優勝

※100mHはオホーツクキッズ歴代最高を更新!

ハードルでは全国出場の天野ひかり(四種競技)の中学2年での記録を越えました.

安定して15"50以内で走ってくれています.苦手の走高跳を得意分野になる可能性はあり・・・.

あと少しで化けます.頑張ろう!

 

原田莉子

四種競技 2037点 自己ベスト 第2位

(16"76-1m30-9m80-29"92)

※北海道中学参加標準記録を突破

苦しんでもがいて掴んだ見事な2000点突破.

砲丸投,四種競技2種目ともに北海道入賞圏内.

目標までもう少し,できることは全てしよう!

 

寺澤碧凜

100mH

予選17"65

決勝17"72 第8位

走幅跳 4m03

北海道大会進出ならず.ただ,出場に向けて頑張った期間は必ずこれからの力になります.

特に最後の一週間の練習の集中力は素晴らしかった.次のステージで専門の棒高跳に活かしてほしい.

頑張ろう!

 

茂木ひなた

800m 2分42秒20 自己ベスト

走高跳 1m25 第5位

800mで連続の自己ベスト更新!

走高跳も見事入賞です.

記録以上に話す内容が競技者らしくなってきた.

成長をしてきています.秋の試合が楽しみです.

 

卒団生

武内琉聖

1年1500m 5分20秒84

1年100m

予選14"38

 

野田将誠

1年100m

予選15"22

 

宮下琉汰

1500m 

予選4分56秒41

決勝4分55秒05 第6位