今日は家で以前録画していたビデオを鑑賞。
「地球へ2千万マイル」という1957年に作られたハリーハウゼンのSF映画です。
ハリーハウゼン氏は1950年から1970年にかけて活躍したストップモーション映画の先駆者であり第一人者です。ストップモーション映画とは静止している物を1コマ1コマ少しずつ撮影して、それがあたかも連続して動いているように見せる映画の撮影技術です。
ジュラシック・パークからはCGで滑らかに見せる技術がありますが、それ以前の怪獣映画はゴジラのように着ぐるみ撮影か、このようなストップモーション撮影のどちらかでした。
この「地球へ2千万マイル」は元々はモノクロ映画だったのですが、今日観たのはあとから着色したカラーライズ版。
これが公開時(1957年)のモノクロバージョン。
こちらが今日観たのちに着色したカラーライズバージョン。
全然、印象が違いますよね。
ちなみにあとから着色したといえば、ウルトラQというテレビ番組も有名です。
放送時(1966年)のモノクロバージョン。
2011年に発売されたカラーライズバージョン。
発売時は総天然色と言っていました。
比較するとこんな感じです。
初めて観るバージョンがどちらかかで、その作品の印象もかなり違ってくるかもしれませんね。
( ╹▽╹ )