初めての狂言 | うさうさ日記

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  札幌の社交ダンス教室金子ダンススクール金子幸弘先生のブログです。
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今日は夕方から教育文化会館で行われた「野村万作・萬斎 狂言会」に行って来ました。
実は狂言を見るのは初めてなのです。
 
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チケットは昨年からGET、ロッピーやプレイガイドではどこも売り切れ状態だったのですが、最後に行った大丸藤井で運良く、残り5枚の状況から2枚をGETできました。(←2階席の端の方になりましたが・・・)
 
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演目の主演は最初は野村万作さん、2つめは野村萬斎さん。
”生の野村万作さん”・・・とても楽しみだったのですが・・・・。
 
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野村万作さんが体調不良により休演・・・急遽代役として野村萬斎さんが務めることとなりました。
2演目とも野村萬斎さんが主役です。
 
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そして感想は・・・・
とても素晴らしかったです。最初はちょっと難しいかな?・・・と思いましたが、だんだんと慣れてきて、後半はかなりリラックスして観ることができました。演じる方々の声の出し方、間の取り方にも迫力があり、内容もとてもコミカルで、笑いながら観ていました。
 
 
 
 
 
公演が終わってからパチリ!
舞台もこんな感じでした。
年齢層も学生さんから年配の方々までとても幅が広かったです。
 
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今回、金岡(かなおか)と止動方角(しどうほうがく)という演目を披露しましたが、止動方角の方の内容を紹介しますね。(馬の動きがサイコーでした)
 
 
 
止動方角(しどうほうがく)
→茶の湯がはやりの昨今、今日も東山の茶の湯に行きたい主人だが、
よい茶も馬も太刀もない。そこで太郎冠者を呼び出して伯父から借りて来いという。
そのように何もかも借りられるはずがあろうかと、太郎冠者が言うものの主人はすぐに
返すからといって借りて来いという。
太郎冠者が伯父のところへ行き、貸してくれというと伯父は快く貸してくれる。
しかし馬については、後ろで咳をすると暴れるので気を付けろという。
気をつけろといっても、往来で誰かが咳をしたらどうするのかと太郎冠者がとうと、
伯父は馬を沈める呪文があるのでそれを唱えれば良いという。安心して太郎冠者が
借りたものを持ち馬を引いてもどると、短気な主人は遅いと言って怒り太郎冠者を叱りつけ
さっさと馬に乗ってしまう。

伯父のところまで行って借り物をしてきたのに、怒られてしまい太郎冠者は腹いせに
馬の後ろに回って咳をする。
すると馬が暴れて主人が落馬してしまう。太郎冠者は伯父に教わった呪文を唱え、
馬を沈めるが、落馬した主人はもはや馬に乗ろうとはしない。
そこで太郎冠者が馬に乗り・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
野村萬斎さんが主演の映画「のぼうの城」
映画館で観ましたが、これも最高でした。
 
観ていない方はぜひDVD等で観てみてください。
とっても面白いデス♪
 
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