私のネット古書店では、デザインの各分野を、幅広く紹介しています。
⇒『デザイン古書専門 アルダス書店』
これは、デザインの各分野は密接に関係していて、それらを学ぶことが有益だ、と信じているからです。
また、そうすることで、知識だけでなく、デザイン・スキルの向上にも、つながると思っています。
デザインというと、どうしても、制作した成果物や、それを生み出すテクニックに興味がいきがちです。
もっとも、それがデザイン・ワークの現実的な中心であり、デザイナーの中心的な力です。
しかし、テクニックを極め、素晴らしい成果物を作ろうと思うと、どうしても、専門分野を絞り、そこに特化し、先鋭化していくしかありません。
専門分野を絞ることで、より深く、鋭くなっていくのです。
現在では、それぐらい尖っていないと、注目されないからかもしれません。
また、デザイナー自身、自分の得意な分野や、好きな分野に、知らず知らずのうちに、興味・関心が集中してしまう、ということもあります。
自分では、普通にデザインの勉強をしているつもりでも、第三者の目から見ると、非常に偏った分野だけ学んでいる、ということがあります。
普段の食事のように、ついつい自分の好物だけを手に取り、嫌いなものには手を出さない、というようなことです。
つまり、栄養のバランスを考えて、ということは、食事にしろ、デザインの勉強にしろ、なかなか難しい、ということです。
だからこそ、ある程度、意識的に、自分とは縁遠い分野のデザインを勉強し、バランスをとって、吸収していく、ということが大切なのです。
自分が興味のないデザイン分野を学ぶことは、最初は、それほど積極的な気持ちには、なれないかもしれません。
ただ、プロダクトであれ、インテリアであれ、グラフィックであれ、デザイン性の高い作品に対しては、そこに、興味を引く何かしらがあるはずです。
そこに、優れたデザイン性を感じ、興味・関心が湧くはずです。
そのようにして、徐々に勉強をしていくと、どこかで、必ず、自分が専門としているデザイン分野とつながるものと、出会えるはずです。
そうやって、一つのつながりを発見すると、やがて、それを、他の多くの分野の中でも見つけていくことでしょう。
結果として、たくさんのつながりがネット状に広がり、自分のデザインの知識とスキルが、広大で豊かなものになっていくのです。
デザイン制作において、ひらめきやアイデアが、広範囲な知識と、研ぎ澄まされたセンスから生まれることは、ご存じだと思います。
他のデザイン分野のことを知り、勉強するということは、それを助けることでもあるのです。
自分の専門と異なるデザイン分野を学ぶ場合、まずは、自分の気になったところから手を付ければいいと思います。
ただ、どういう分野があるかわからない、客観的にデザイン全体を見てみたい、という人もいるかもしれません。
そのために、私のネット古書店では、なるべく広く、デザイン分野が見渡せるように、いくつものデザイン分野の本を紹介しています。
まずは、気になった分野から、学び始めてみてはいかがでしょうか。
⇒『デザイン古書専門 アルダス書店』